「アップウインド・レグ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アップウインド・レグ」の意味とは

アップウインド・レグとは、滑走路を含む直線上の上空

のことです。つまり、飛行機が離陸や着陸をする際に飛行する経路の一部で、風に向かって飛ぶ区間のことを指します。

飛行機は、風に向かって飛ぶことで、より安定して空を飛ぶことができます。飛行機の翼が風を捉えやすくなり、浮き上がる力(揚力)が大きくなるためです。これにより、短い滑走路でも離陸できたり、安全に着陸できたりします。アップウインド・レグは、飛行機の離着陸において、安全な飛行を確保するために欠かせない区間です。この区間で適切な準備を行うことで、着陸時の事故を防止することができます。

「アップウインド・レグ」の語源


「アップウインド(upwind)」は上風、「レグ(leg)」は一区間という意味を表す英語です。
つまり、アップウインド・レグは「上風方向の区間」という意味になります。

「アップウインド・レグ」の例文・用例


アップウインド・レグを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●強風の日には、アップウインド・レグの飛行が難しくなることがあります。
アップウインド・レグを安定して飛行することは、パイロットの技量を測る1つの基準となります。

「アップウインド・レグ」の関連用語

「アップウインド・レグ」以外の「〇〇レグ」という用語には以下のものがあります。

・クロスウィンド・レグ:
アップウインド・レグから90度旋回し、滑走路に対して横方向に飛行する区間です。

・ダウンウィンド・レグ:
クロスウィンド・レグから90度旋回し、滑走路に対して風下方向に飛行する区間です。

・ベース・レグ:
ダウンウィンド・レグから90度旋回し、滑走路に向かって飛行する区間です。

・ファイナル・レグ:
ベース・レグから滑走路に向かって直線的に降下する区間(ファイナル・アプローチ)を含む、着陸手順の最後の段階です。

SNSでの「アップウインド・レグ」の使われ方

「アップウインド・レグ」の類義語

アップウインド・レグの類義語は「アップウィンド・レグ」です。表記が少し異なるだけで、意味は同じです。

「アップウインド・レグ」の対義語・反意語

アップウインド・レグの対義語・反意語は「ダウンウインドレグ」(ダウンウィンドレグ)です。ダウンウインドレグとは、飛行機が離陸や着陸をする際に飛行する経路の一部で、風下方向に飛行する区間のことです。

航空用語

Posted by 亜樹南川