「ツーラン」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ツーラン」の意味とは
ツーランとは、野球で一度のプレーで2点入ることです。
野球では得点のことを「ラン」と呼び、2得点の場合は「ツーラン(2ラン)」と呼称します。
一般的に一人の走者が塁にいる状態で放たれたホームランを指すことが多いですが、一度に2点入るスクイズを指す場合もあります。
両者のツーランについて、以下で説明します。
ホームランにおける「ツーラン」
野球におけるヒット(安打)には、以下の4種類があります。
・シングルヒット:打者が一塁まで到達できるヒット
・ツーベースヒット:打者が二塁まで到達できるヒット
・スリーベースヒット:打者が三塁まで到達できるヒット
・ホームラン:打者がホームまで帰って来れるヒット
このうちホームランは、一般的にフェアゾーン内で外野のフェンスを超えた打球(※)を指します。
(※打球がフェンスを超えずに打者が本塁に帰還できた場合は「ランニングホームラン」と言います)
ホームランが放たれると、打者と塁上の走者はアウトにされることなく安全にホームまで帰還できます。
そして、帰還した選手の人数分だけ得点が入ります。
この時に入る得点の数によってホームランは以下の4種に分類できます。
・ソロホームラン:打者のみ本塁に生還
・ツーランホームラン:打者と走者一名が生還
・スリーランホームラン:打者と走者二名が生還
・満塁ホームラン:打者と走者三名が生還
このうち「ツーランホームラン」と「スリーランホームラン」は、それぞれ「ツーラン」「スリーラン」というふうに省略されることが多いです。
スクイズにおける「ツーラン」
スクイズとは、ノーアウトまたはワンアウトの状態で、ランナーが三塁にいる時に行われる戦術です。
一般的に、ピッチャーが投球動作を始めた途端に三塁ランナーが走りだし、バッターはバットにボールを当てて転がすプレーを指します。
相手が打球を処理している間に三塁ランナーを生還させることが目的です。
主に同点で迎えた終盤で、どうしても相手から1点をもぎ取りたい時に用いられます。
一方、一度のスクイズで2得点取ることを「ツーランスクイズ」と言います。
ニ塁と三塁、または全ての塁にランナーがいる時に行われ、二塁・三塁ランナーの生還を狙います。
スクイズを警戒する守備は、三塁走者に意識を集中するあまり、二塁走者への注意が疎かになる傾向があります。
さらに二塁走者の動きを把握しにくい三塁手に打球を処理させることで、ツーランスクイズを成功させやすいと言われています。
ちなみに、この戦法を最初に実施したのは広島商業高等学校だと考えられています。
「ツーラン」の例文・用例
ツーランを使った例文・用例を紹介します。
●ツーランホームランで逆転した。
●ツーランを打ってリードを広げる。
SNSでの「ツーラン」の使われ方
寅威さん逆転ツーランの時、他のみんなには笑顔なのに福也さんにだけ見せる表情が?
#伏見寅威#山﨑福也pic.twitter.com/ib7vuLQDmS— かに (@Orixxx_41) November 20, 2022
吉田くんのツーランから、万波くんが天を仰ぐ姿が、可愛すぎるのよね??? pic.twitter.com/DqIiY7h9JV
— いちご?ྀིやきうの時間がすき︎︎︎︎⠉̮⃝︎︎* (@base_ball3215) November 19, 2022
「ツーラン」の類義語
ツーランの類義語はありませんでした。
「ツーラン」の対義語・反意語
ツーランの対義語・反意語はありませんでした。