「チャプター」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-04

「チャプター」の意味とは

チャプターとは、書物や映像作品などの大切な区切りという意味です。

「チャプター」とは区切りという意味となり、書物や映像作品やゲームなどで使われます。
書物であれば「章」がそれにあたり、映像作品では「シーンの大きな区切り」を表しDVDなどの視聴時に使われる単語です。

またゲームであれば「ステージ」などが区切りになるため、ゲームでの「上述の」を表す「ステージ」を指すことが多くなっています。

基本的には「区切り」を意味しており、その区切りの対象が作品によって分けて使われる単語です。

対象の作品の区切りが何か分かれば、チャプターを理解することも簡単と言えるでしょう。

「チャプター」の語源

チャプターの語源は、英語の「chapter」です。

「chapter」の和訳・本や論文の区切り(章)
・人生や歴史における重要な区切りとなる時期
・一連の出来事
・集会や分会

これらの意味のうちで、「区切り」という和訳に強くスポットを当ててカタカナ語として使われているのです。

英語の「chapter」には複数の和訳が存在しますが、カタカナ語の「チャプター」ではその内の「区切り」の意味で使われています。

さらに英語の「chapter」の語源はラテン語であり、ラテン語の「caput」がそれにあたります。

こちらの意味は「小さな頭」となっていて、それが転じて英語の「chapter」となりカタカナ語の「チャプター」へと繋がっているのです。

ちなみにチャプターは区切りを意味し、主に大切な区切りに対して使われると説明しました。

そのため区切りに対するある種の単位とも言えるのですが、チャプターよりも細かく区切るための単語が存在しないします。

それは「セクション」です。

こちらはチャプターよりも細かい区切りで使われており、チャプターと合わせて覚えておくと混同することなく理解も深まることでしょう。

「チャプター」の派生語は?

チャプターは、派生語と言えるカタカナ語にチャプターマークという単語があります。

意味は、区切るためのしるしです。

チャプターは映像作品においては、シーン別による映像ごとの区切りを表します。
その区切りのしるしとして、チャプターマークという単語が使われるのです。

例えば録画した番組を編集するとします。

その際にCMをカットした状態に編集しようとすると、CMを除いたチャプターをつなぐ必要があるのです。
CMのはじめと終わりにチャプターマークを設置してすることで、CMを飛ばした状態で編集ができます。チャプターというカタカナ語があったからこそ、使われるようになった単語と言えるでしょう。

そのため派生語として、チャプターマークを覚えておくと便利だと思います。

「チャプター」の例文・用例

チャプター

チャプターを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●この映画のDVDはチャプター の位置がおかしい。
●ようやく新作ゲームのチャプター 1をクリアできた。

SNSでの「チャプター」の使われ方

「チャプター」の類義語

チャプターの類義語は、「章」です。

上述している通り、意味が同じとなる「章」が類義語となります。

書物などで使われることが多いですが、ほかの形態の作品でも「章」が使われるため共通した類義語と言えるでしょう。

チャプターと同じく区切りを意味する言葉で、書物以外の作品もこの「章」を言い換えた言い回しをしているとも言えます。

そのため「チャプター」の類義語は「章」です。

「チャプター」の対義語・反意語

チャプターの対義語は、「あらすじ」です。

意味は、対象となる作品のザックリとした説明です。チャプターは区切り、章を意味すると説明しました。
つまり区切りに対する対義語が、チャプターの対義語となります。

「区切り」の反対は「区切ることが無い」となるので、作品全体を表現する単語が対義語になるのです。

そのため作品全体を区切ることなく、概要の説明をする「あらすじ」が対義語と言えますね。