「薄利多売(はくりたばい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「薄利多売」の意味とは
薄利多売(はくりたばい)とは、1つの商品の利益を少なくして大量に売り、全体として利益が上がるようにすることやそのビジネスモデルを表す四字熟語です。
かつては売り手の「犠牲による薄利」が多くの買い手を集め、結果として全体として利益が上がるという流れでしたが、昨今では商品の大量生産システムが導入されることでコストダウンが可能となり、サプライチェーン全体として薄利を追求する方向に変化しています。
※参照:https://xtrend.nikkei.com/atcl/word/00/00001/00721/
「薄利多売」の語源
「薄利」とは「利益の薄いこと」、「利益の少ないこと」という意味です。
「多売」とは文字通り「多く売る」という意味です。つまり、これらを合わせて、利益の少ない商品を大量に売ることで儲けを多くするという意味を表します。
「薄利多売」の英語表現
薄利多売を英訳した表現には次のものが挙げられます。
下記を直訳すると「利益は小さいけれどもすぐに売れる」という意味になり、少し日本語のニュアンスとは異なります。
・small profits and quick returns
[出典:ジーニアス和英辞典]
「薄利多売」の例文・用例
薄利多売を使った例文・用例を紹介します。
●薄利多売で集客に成功した。
●オープン当初は薄利多売で構わないと思っている。
SNSでの「薄利多売」の使われ方
廃棄間近の生乳を酪農家がぎり赤字にならない程度のお値段で買い取ってバターにして格安で売る事業をしたとしたらうまくいくとおもう?薄利多売的な。こういうことに詳しい有識者〜へるぷ〜
— 昆布(略) (@siokonbunohaka) February 13, 2023
物販は海外の商品を輸入販売、日本の商品を海外に輸出販売、日本の商品を国内販売の3種類ある。難易度が低いのは国内販売。特にメルカリ販売はユーザー数が多いし売りやすい。どんな商品を仕入れるか?低単価の物を薄利多売するより、高単価の物を販売した方が圧倒的に利益を得やすい。例えば…
— けん@お金と時間を増やす専門家 (@iwpqn) January 23, 2023
「薄利多売」の類義語
薄利多売の類義語は「数でこなす」です。1つ1つの利益は小さいけれど、大量に売り捌くことによって採算がとれるようにすることを意味します。
「薄利多売」の対義語・反意語
薄利多売の対義語・反意語は「厚利少売(こうりしょうばい)」です。販売数を少なく抑える分、1つ1つの利益率が高いものを販売するビジネスモデルを意味します。