「三面六臂(さんめんろっぴ)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「三面六臂」の意味とは
三面六臂(さんめんろっぴ)とは、一人で何人分の働きをすること、つまり多方面で活躍すること
を表す四字熟語です。
まるで仏像のように、たくさんの顔と腕を持ち、同時に色々なことができるような人のことを表現する言葉です。
「三面六臂」の語源
「三面六臂」という言葉は、仏像の姿から生まれました。仏像の中には、3つの顔と6つの腕を持っているものがあります。これらは、仏様がすべての衆生を救うために、同時に様々なことを行う様子を表しています。そこから転じて、まるで仏像のように、1人でたくさんのことをこなすことができる人のことを「三面六臂」と表すようになりました。
「三面六臂」の英語表現
三面六臂を英語で表すと次のような表現になります。
・versatile(多才な)
・be active in many [various]fields(多方面で活躍している)
・multitasking(複数の作業を同時に行うこと)
「三面六臂」の例文・用例
三面六臂を使った例文・用例を紹介します。
●彼女は企画、営業、そして広報と、三面六臂の活躍を見せている。
●このプロジェクトの成功には、彼の三面六臂の活躍が不可欠だった。
SNSでの「三面六臂」の使われ方
やりたいこと多すぎて三面六臂くらいにならんとやってられんって思ったけどパソコンは一台しかないからなんも解決しない
— やえちゃん (@kj5n8) August 17, 2024
人生には限りがあるのに絵描きながら通話しながらゲームしながらピアノ弾きながら歌うことはできないのすごく困る
三面六臂の阿修羅になれてギリだな— asa@まだ暁月 (@marinezuka) August 10, 2024
「三面六臂」の類義語
三面六臂の類義語は「八面六臂(はちめんろっぴ)」、「多才多芸(たさいたげい)」、「万能選手(ばんのうせんしゅ)」です。
「八面六臂」は三面六臂と比べてより多くの顔と腕を持っていることから、さらに多才なことを表す四字熟語です。
「多才多芸」は、色々なことが得意で、豊かな才能や技術を持っている状態を指す四字熟語です。
「万能選手」は、複数の分野で優れた能力を発揮する人を表す四字熟語です。
「三面六臂」の対義語・反意語
三面六臂の対義語・反意語は「一芸に秀でる」や「不器用」です。
「一芸に秀でる」とはある1つだけのことに特に優れていること、「不器用」とは器用でないことを表す言葉です。