「森羅万象(しんらばんしょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「森羅万象」の意味とは
森羅万象(しんらばんしょう)とは、この宇宙に存在するすべての物事や現象を表す四字熟語です。
「森羅万象」の語源
「森羅万象」の「森羅」とは「樹木が限りなく生い茂っている様子」、「万象」とは「万物やあらゆる現象」を意味します。これらを組み合わせて、「樹木のように、この宇宙に存在するあらゆるものが無限に広がっている様子」を表します。
「森羅万象」という言葉が使われた最古の書物は、曹洞宗の開祖道元による仏教書「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」で、仏教語としても用いられていたようです。
「森羅万象」の英語表現
森羅万象を英語で表すと次のような表現になります。
・the universe
[出典:ジーニアス和英辞典]
「森羅万象」の例文・用例
森羅万象を使った例文・用例を紹介します。
●森羅万象に感謝しながら日々を過ごす。
●彼は森羅万象を知り尽くしているかのような物知りだ。
SNSでの「森羅万象」の使われ方
本日、第二子が産まれました
元気な女の子?
妻、赤ちゃん、お医者さん、すべての森羅万象に感謝‼ pic.twitter.com/8ecfFumRrz— 楽しい味のショッピング (@ippainokakesoba) October 14, 2021
プロ野球選手は試合だけしているわけではない、練習もするしトレーニングもする…
作詞家も詞を書いているだけじゃない…
勉強もするし、習作や模写もする…
森羅万象、すべてに興味を持ちたいものだ… pic.twitter.com/MgGblhzRV6— 南雲 一範 (@0209Japan) October 9, 2021
「森羅万象」の類義語
森羅万象の類義語は、「天地万物(てんちばんぶつ)」、「天地万有(てんちばんゆう)」、「有象無象(うぞうむぞう)」、「諸事万端(しょじばんたん)」などです。
「天地万物(てんちばんぶつ)」や「天地万有(てんちばんゆう)」は、「世の中にあるすべてのものや現象のこと」を表す四字熟語です。
「有象無象(うぞうむぞう)」とは、「宇宙に存在する形あるもの、ないものすべて」を表す四字熟語です。
「諸事万端(しょじばんたん)」とは「すべてのこと」を表す四字熟語です。
「森羅万象」の対義語・反意語
森羅万象の対義語・反意語は「色即是空(しきそくぜくう)」、「一切皆空(いっさいかいくう)」などです。
「色即是空(しきそくぜくう)」や「一切皆空(いっさいかいくう)」は、「存在するあらゆる物事や現象は、すべて空無であること」を表す四字熟語です。