「PSP」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「PSP」の意味とは
PSPとは、ソニー発売の携帯型ゲーム機の一種で、PlayStation Portableの略です。
2004年12月12日に発売され、2014年6月に販売中止となりました。
「PSP」普及の背景
発売した2004年当時、携帯ゲーム機はスーパーファミコンを多少超える程度の性能のゲームボーイアドバンスが主流でした。
そんな中、PSPは、PlayStation 2に近い品質のグラフィックを描画し、マルチメディア視聴機能やWi-Fi、Webブラウザも搭載したため、かなりの衝撃がありました。
マルチメディアとは、文字や画像、動画、音声など、様々な形式の情報を相互に組み合わせて複合的に扱うことができる機能のことです。
現在ではスマートフォンで当たり前となっている、本体ソフトウェアをインターネット等利用してアップデートする仕組みも、PSPが初です。
「PSP」の仕様
PSPは、4.3インチモバイルASV液晶やUMDを採用しています。
無線LANやUSBポートでの拡張性があり、PlayStation 2と較べても遜色のないグラフィック性能を持ちます。
ASV液晶とは、「Advanced Super View液晶」の略で、シャープが開発した液晶ディスプレイです。高視野角・高反応速度・高コントラストが特徴です。
UMBとは、ユニバーサル・メディア・ディスク(Universal Media Disc)の略で、ソニーが開発した光ディスクの規格です。PSP専用のメディアです。
「PSP」のシリーズ
PSPには様々なシリーズがあります。
- PSP-1000
最初に発売されたモデルです。PlayStationの発売10周年を記念して発売されました。
- PSP-2000
2007年9月20日発売のモデルです。PSP-1000から軽量・薄型化され、テレビ出力が可能とりました。また、メインメモリが拡張され、ゲームのローディング時間も短縮されました。
- PSP-3000
2008年10月16日発売のモデルです。液晶ディスプレイの改善と、応答速度が高速化されました。また、マイクが内蔵されてヘッドホンが無くてもSkypeなどが使用出来るようになりました。
- PSP-E1000
欧州限定販売の廉価機です。無線LANを廃止し、PSP-1000に近い厚みのある大きさですが、価格は安めに設定されています。日本では発売されませんでした。
- PSP go
PSPからUMDドライブを省いた機種であり、利用できるソフトウェアはダウンロード販売経由に限定されています。また、本体はスライド式の二段構成です。
- PS Vita
PSPの後継ハードが、「PlayStation Vita」です。
「PSP」を使った例文・用例
PSPを使った例文・用例を紹介します。
●昔、PSPにハマったのはいい思い出だ。
●PSPとモンスターハンターのソフト同梱限定パックを購入した。
SNSでの「PSP」の使われ方
Switchが品切れで買えなくて転売屋がプレ値で売っててもやもやしてる人が沢山いるみたいだけど、PSPなら中古で3,000円とかで買えるし、面白いゲームが中古で数百円で買えるし、今Switch欲しくてもやもやしてる人って脳の病気なんじゃないかって心配になる。知らんけど。 pic.twitter.com/kMMFhiKiYl
— まき/MAKI/마키? (@maki_ichicat) May 15, 2020
また懐かしい物がww
PSP-1000とPSP-2000とPSVita pic.twitter.com/RduUOZWkcu— 煌彪「タイガ」@最古参とらじろう?⚔️??????✂️ (@falcon8253) May 17, 2020
「PSP」の類義語
PSPの類義語は、「PS Vita」です。
「PS Vita」とは、ソニー発売の携帯型ゲーム機の一種で、PlayStation Vitaの略です。
2011年12月17日に発売された、PSPの後継のハードになります。
「PSP」の対義語・反対語
PSPの対義語は、「3DS」です。
「3DS」とは、任天堂発売の携帯型ゲーム機の一種で、「ニンテンドー3DS」の略です。2011年に発売されました。