「フレームレート」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フレームレート」の意味
フレームレートとは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数のことです。フレーム数とも言います。
フレームレートが大きいほど、画面上の動きのあるものは滑らかに動いて見えます。
「フレームレート」の単位
フレームレートの単位は、「fps(flame per second)」で表されます。
例えば、30fpsであれば1秒間に静止画が30枚、60fpsであれば1秒間に60枚の静止画が表示されていることになります。
「フレームフレート」の特徴
私たちがゲームや動画など動きのある映像を見ている場合、基本的には静止画を連続して表示することで、動いていると認識しています。それはパラパラ漫画のようなイメージです。
パラパラ漫画では、パラパラめくる絵の枚数が多いほど動きがなめらかになり、枚数が少ないほどカクカクした動きになります。
よって、フレームレートが大きいほど、画面上の動きあるものは滑らかに動いて見えます。
「フレームレート」の注意点
フレームレートの注意点は、その値が大きいということは、たくさんの静止画を送るので、送られてくるデータ容量が大きくなるということです。
だからといって、データ容量を増やさずに、フレームレートを大きくする手立てでは、画質が劣化してしまいます。
「フレームレート」の種類
日常的なもののフレームレートを紹介します。
防犯カメラ防犯カメラのフレームレートは5fps程度に設定されています。
静止画像などの確認が必要になる場合もあるからです。テレビで流れる防犯カメラのカクカクした映像の理由になります。
テレビテレビのフレームレートは、30FPSです。
人の目に、自然な動きに見えるフレームレートは、30fpsといわれています。ちなみに、4Kや8Kの番組は60fpsで配信されています。
映画、アニメ一般的に、映画は24fps、日本のアニメは8~24fpsです。
ゲームにおける「フレームレート」の重要性
最近のゲームでは60fpsが一般的です。
PCゲームでは、対戦ゲームなどで昔からフレームレートは重要視されていたため、設定で60fpsやそれ以上を出せるものが当たり前となっています。
ゲームでフレームレートが重要になるのは、低いフレームレートの設定だと、場合によっては対戦相手の環境と比べ不利な条件で戦っていることになるからです。
特に、ガンシューティングゲームなどの一瞬の判断力が勝敗を分けるタイプのゲームでは、フレームレートの違いは攻撃や回避などの判断に対して差を生み出します。
「フレームレート」の例文・用例
フレームレートを使った例文・用例を紹介します。
●ゲームのフレームレートが120fpsでも、ディスプレイが60Hzまでしか対応してないからなぁ。
●いい加減にアニメのフレームレートをあげてくれ。
SNSでの「フレームレート」の使われ方
小さいけどめちゃ安いんすよ?
私は同じモジュールでブースト計自作しちゃいましたw(フレームレートの関係で走査線出ちゃってますが、肉眼だと見えません pic.twitter.com/MC6IaGuJht— リンキン@ガラスの胃腸 (@micron_m) February 28, 2020
キャラクターの速度はピクセル数とFPSで管理できます。ゲームの種類による使い分けが大事です。
ピクセル数:小
FPS:大
→ぬるぬる動くが、メモリへの負荷が大きい。ピクセル数:大
FPS:小
→カクカク動くが、メモリへの負荷は小さい。— いつき@ゲーム自作 (@kefi00) February 25, 2020
「フレームレート」の類義語
フレームレートの類義語は、「リフレッシュレート」です。
「リフレッシュレート」とは、ディスプレイが1秒間に何枚静止画を表示できるかを意味します。単位は「Hz(ヘルツ)」です。
「フレームレート」の対義語・反対語
フレームレートの対義語はありませんでした。