「ギガ死」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ギガ死」の意味とは
ギガ死とは、スマホなどで通信速度制限がかかるという意味です。
「ギガ死」の意味は、「スマホなどで月ごとに定められたデータ通信量をオーバーすること」で「データ通信速度に制限がかかってしまうこと」を指しています。
スマホなどでは月ごとに一定の使用データ通信量に制限があり、それを超えて使用するとデータ通信速度に制限がかかるのです。
データ通信速度に制限がかかると、スマホ使用が非常に不便となることから「死」という表現になっています。
ただ現在では各携帯会社から大容量の通信プランが発売されており、ギガ死となってしまう方も減っているようです。
毎月データ通信量を多く使う方は、既にプランの見直しなどで対策を取っているということでしょう。
そしてその需要に対して、各社がプラン提供をしたことでギガ死してしまうことも少なくなったと思われます。
そのためギガ死という単語はあまり聞くことはなくなってきており、ほぼ死語と言えるでしょう。
ただソフトバンク社の調べでは、過去にギガ死を経験したことのある人は利用者の4割を超える結果だったようです。
そのためギガ死という単語が、広く使われていた頃も間違いなくあったと言えます。
「ギガ死」の語源
ギガ死の語源は、データ通信量がオーバーするです。
ギガ死の語源は「データ通信量がオーバーする」であり、このデータ通信量がスマホでいうところの「ギガバイト」となっています。
ギガバイトはデータ通信量の単位であり、この単位を取って「ギガ死」なのです。
また通信量がオーバーすることで制限がかかる様子を、「死ぬ」と表していることから「死」が組み込まれています。
つまり「定められた通信量(ギガバイト)」を、「使い切ってしまったことで通信に制限がかかる(死ぬ)」の2つを合わせて略した単語なのです。
ちなみに単位のギガバイトは、自身の月ごとなどの使用したデータ料を携帯会社のホームページでチェックする時に使われています。
そのため普段聞き馴染みのない単位であるものの、スマホなど利用者にとってはごく自然な単位となりギガ死でも使われているのです。
「ギガ死」のパケ死との違い
ギガ死は、パケ死とよく混同される単語です。
パケ死はギガ死とよく似た単語であり、意味するところも近い単語となります。
しかし厳密には違う部分があり、その点を理解しないと誤用に繋がるので押さえておきましょう。
パケ死とは
パケ死の「パケ」とは「パケット通信量」のことであり、こちらもデータ通信量を指す言葉です。
主にはスマホの普及よりも前、ケータイ電話普及時にあった単語となります。
当時はデータ通信の制限などはなく、データ通信をした分だけ使用金額に上乗せされていました。
つまりパケ死とはギガ死と同じで、データ通信量に対して使う言葉なのですが「死」が意味するところが異なる単語なのです。
ギガ死ではデータ通信量オーバーのために、通信速度に制限がかかりスマホに不便が起きることを「死」と表していました。
一方のパケ死ではデータ通信量を使いすぎてしまったことにより、請求金額が異常に高額となってしまうことを「死」表現しているのです。
「ギガ死」の例文・用例
ギガ死を使った例文・用例を紹介します。
●今月はスマホで動画を見過ぎたせいでギガ死 してしまった。
●そんな毎月ギガ死 してるなら、プラン見直したほうがいいと思うよ。
SNSでの「ギガ死」の使われ方
ギガ死してもツイートできるからね現在進行形で
— 涼猫 (@sz__________nk) February 29, 2020
トイレットペーパーどーしたの?
びっくりなんだけど!!
ギガ死してるうちに何起きたのか??#マスクの次は#トイレットペーパーpic.twitter.com/CHL4yZTGr3
— maaa (@revontuliii) February 28, 2020
「ギガ死」の類義語
ギガ死の類義語は、「パケ死」です。
上記で説明している通り、データ通信量の使い過ぎで何かしらの不便を被るという点で類義語となります。
ただ上述の通り、両者の「死」の意味する点が異なるため注意して使い分けましょう。
「ギガ死」の対義語・反意語
ギガ死の対義語は、「ギガ放題やパケ放題」です。
意味は、データ通信量の使い放題です。
ギガ死もパケ死も、データ通信量の使い過ぎに対して使う単語でした。
そのためデータ通信量の使い過ぎの心配がなくなる、こうしたプラン名が対義語と言えるでしょう。
各社でこうしたプランを販売したことで、ギガ死する人も減ったこともあって対義語として当てはまります。