「語彙力」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「語彙力」の意味とは
語彙力とは、言葉や単語をどれだけ知っているか、そしてどれだけ使えるかどうかという能力のことです。「ごいりょく」と読みます。
「語彙力」の語源
語彙力の「語」には、言葉や単語という意味があります。
「彙」には、同じものの集まりという意味があります。また、この漢字はハリネズミとも読みます。
「語彙力」の英語表現
語彙力は、英語で、「vocabulary ability」と表記します。
「vocabulary」とは、語彙という意味です。
「ability」とは、力量、手腕、能力のことです。
カタカナ表現で、「ボキャブラリーが多い・少ない・豊富」との言い方もよく使用されます。
「語彙力」の特徴
語彙力は、高いや低いというような形容を伴って使われることが一般的です。
言葉を多く知っていて、実際の会話でもうまく扱える事を「語彙力が高い」と表現します。
一方、社会生活において最低限の知識が身に着いていなかったり、状況を上手く説明できなかったりすることを「語彙力が低い」と表現します。
また、コメントの文末に「(語彙力)」とつけることで、自らの語彙力が低いことを意味する自虐的な表現になります。このような表現は、若者が使用することが多く、語彙力で「語彙力が低い」という意味を持って使用されます。
また、語彙力は「2019年ギャル流行語大賞」の5位に選ばれています。
「語彙力」を高めるには
語彙力を高めるために、読書をする事はとても役に立ちます。この場合、何も難しい本を読む必要はなく、自分の興味のあるジャンルの本で良いです。
本を読むことは、「自分だったらこの言葉は使わないけど、こんな表現方法があるのだ」という発見の連続が語彙力を高めます。
同時に、頭にぱっと浮かんだ言葉は、今のその状況を表すのにふさわしい表現といえるか一考し、よりそれを表すのにふさわしい言葉に言い換える習慣をつけることで語彙力が高まります。
「語彙力」の注意事項
稚拙な表現や、思慮の浅そうな表現をしたり、自分の中にある語彙の量が不足していれば、評価を低く見積もられてしまうことがあります。
語彙力が低ければ、相手に思うように伝えることができずもどかしい思いをすることもあります。
しかし、評価を低く見積もられないように語彙力を増やすのではありません。どんなに語彙力があってもあなたの思いを伝えられるほどに言語は完全なものでもありません。
「語彙力」の例文・用例
語彙力を使った例文・用例を紹介します。
●語彙力を高めるために、本を読んで気に入ったフレーズをメモする。
●まさかの新規事業立ち上げとか、やばすぎてしんどい(語彙力)
SNSでの「語彙力」の使われ方
かわいい(語彙力をください) pic.twitter.com/ECe5PxskDf
— あきほ@秋田犬保存会 / 秋田犬会館 (@akitainuho) June 27, 2020
男は黙ってモルトンブラウンを使ってくれ。清潔感は大事だけど男から"石鹸の香り♡"は正直求めてないから。サイプレスはデキる男って感じなので仕事前の朝シャンに。ロシアンレザーは夜、女と寝る前に使って!これはマジで惚れる!マジでヤバイから(語彙力 pic.twitter.com/vntSTBHSCc
— 鷹ノ爪リリカ (@ririka_rrk) June 27, 2020
「語彙力」の類義語
語彙力の類義語は、「ボキャ貧」、「思考力」、「記憶力」です。
「ボキャ貧」とは、ボキャブラリーが貧困の略で、会話や文章などで発する言葉に多様性が無く、似たような言葉ばかり使ってしまうことです。
「思考力」とは、物事を考えて思考する力のことです。
「記憶力」とは、ものごとを忘れずに覚えておく力のことです。
「語彙力」の対義語・反対語
語彙力の対義語はありませんでした。