「イキる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イキる」の意味
イキるとは、調子に乗ったり、偉ぶったりしている様子のことです。
「粋がる・意気がる」の略語になります。
「イキる」の由来
イキるは元々関西地方で使われていた言葉です。ヤンキー漫画や、SNS、ネット掲示板などで使われるにつれ、関西以外にも広まりました。
イキるの語源は、「粋がる」です。
「粋」とは、気性・態度・身なりに洗練された美しさがあり、その中にかすかな色気さえ感じさせるような様子のことです。
「粋がる」とはそのような教養、素養のない人が形だけ真似することです。あるいは、いかにもいきであるかのように振る舞うことです。
「イキる」の英語表現
イキるは、英語で「full of themselves」と表記します。
対象が「彼ら」なら、「full of themselves」。対象が「あいつ」なら、「full of yourself」、対象が「彼」なら「full of himself」のように使い分けて表記します。
- They’re so full of themselves(彼らはマジイキっている)
- You’re so full of yourself(おまえはマジイキっているな)
「イキる」の特徴
イキるは、「粋がる人」に限定した言葉ではなく、もっと広く使用されます。例えば、別に本人が粋がっていなくても、調子に乗っていると見なされればイキってる人扱いされる事もあります。
特に、普段はすごく弱気だったり低姿勢だったりする人の言動が、急に強気になったり高圧的な態度に変化したりした際に「イキる」「イキっている」というような使われ方をします。
また、ネット上でも「イキる」が使われます。その際、「イキり○○」といった使い方をする特徴があります。
例えば、態度が大きかったり調子に乗っていたりするオタクのことを、侮蔑的な意味合いを込めて「イキりオタク」と呼んだりします。リア充のように振舞っただけで、「イキりオタク」と呼ばれることもあるとか。
「イキりオタク」と言われても
自分のありたいようにあろうとすることは素晴らしいことです。一方で、何かを始める時、他人はいろんなことを言います。
それは、みな変化が怖いからです。人は自分が経験したことのないことに怖さを抱きます。
自分が変わるのも怖いけど、自分の身近な人が変わるのも、足元から崩れていきそうな怖さを生み出します。あなたが変わることは、他人にとって、自分のこれまでの環境が変わることと同義です。
多くの人は、そのストレスに耐えられません。その代わりに、変わろうとするあなたをコントロールしようとします。
そういうこともあります。ただ、評価は他人に任せておけばよくて、自分は内なる声に従えば良いのです。
「イキる」の例文・用例
イキるを使った例文・用例を紹介します。
●良い車に乗ってイキってるな。
●イキってんじゃねーよ。
SNSでの「イキる」の使われ方
スマブラでイキるあくあちゃん。#あくあーとpic.twitter.com/iOetVFr6Ho
— ダイナゴン小豆 (@Dainagon_azk) April 10, 2020
こうやって空の瓶写メってイキる大学生おるよね。
俺や。 pic.twitter.com/NHLWkbC3O1— ?クソッタレ 死刑囚? (@justice_k1) April 10, 2020
「イキる」の類義語
イキるの類義語は、「いちびる」です。
「いちびる」とは、つけあがる。図に乗るという意味です。関西や近畿地方の方言です。
「イキる」の対義語・反対語
イキるの対義語は、「ビビる」です。
「ビビる」とは、気後れする、物怖じするという意味です。