「密林」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-24

「密林」の意味とは

密林とは、Amazonという意味です。

密林といえば通常はジャングルなどを表す単語ですが、ネットスラングとしての意味は異なります。

こちらの意味では、ネット通販大手の「Amazon」を表している近年誕生したネットスラングまたは若者言葉です。

海外大手のサイトを漢字に置き換える文化が広まっており、Amazonを意味する「密林」もその1つとなっています。

日本での認知度や利用者が多いことを示す意味合いとも捉えられ、単なるネットスラングという以上に愛称といったニュアンスの強い単語です。

愛称が付けられるほど、日本人利用者が多く普及をしている海外企業のサービスと言い換えることができるでしょう。

Amazonの他に同じように漢字化されている海外企業には、Apple社(林檎)やWindows社(窓)があります。

こうした大手企業が愛称の対象と考えると、いかにAmazonが日本の中で浸透しているかも分かるのではないでしょうか。

「密林」の語源

密林の語源は、アマゾン(川)です。

海外企業のAmazonも社名の由来に、アマゾン川があるそうなのでそうした点からインスパイアされたのだと思われます。

アマゾン川は熱帯のジャングルを流れる世界的にも有名な川です。

またしっかりと「ジャングルを流れる」というイメージが定着していることから、アマゾン川からジャングルという言葉が連想されやすくなっています。

このジャングルを漢字で表すと「密林」となることから、「アマゾン=密林」となるのです。

つまり「Amazon=アマゾン(川)」、「アマゾン(川)=ジャングル」、「ジャングル=密林」となることからAmazonを密林と呼ぶようになりました。

前述の通り海外企業を漢字表記として、それを愛称とする文化が広まっているために使われるようになった単語です。

「Amazon」の詳細について

Amazonは、海外企業であり世界的な企業となっているアメリカの通販サイトです。

ここでは密林の指すところであるAmazonについて深く知り、より理解を深めていきましょう。

Amazonは正式には「Amazon.com, Inc.」という企業で、本拠地をアメリカのワシントン州に置いています。

事業内容にはいわゆる通販サイトであるECサイトの運営、その他には事業の収益の柱としてWebサービスの展開もしている企業です。

アメリカを代表する巨大企業たちの総称である「FAANG」、または「GAFA」の1つに数えられるほどの大企業となっています。

またAmazonの創業者はジェフ・ベゾス氏であり、メディアへの露出度が高いためこの創業者の名前も聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

「密林」の例文・用例

密林を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●品揃えが豊富だからよく密林 を使うんだけど、段ボールが大きいのが難点だと思う。
●日本の通販サイトがもっと頑張れば、わざわざ密林 に頼ることも無くなると思うんだけど。

SNSでの「密林」の使われ方

「密林」の類義語

密林の類義語は、「林檎や窓」です。

密林は大手海外企業の、愛称のニュアンスを含んだ漢字表記でした。

そのため同じように海外企業を漢字表記にした、林檎や窓が類義語となります。

ちなみに林檎はApple社を表しており、窓はWindows社を表したネットスラングです。

「密林」の対義語・反意語

密林の対義語は、「Googleなど」です。
意味は、海外大手企業のGoogle社です。

Amazonと同じくアメリカを代表する企業として名を連ねるGoogle社ですが、こちらは漢字表記されることはありません。

担任相応しい漢字が無いだけとも言えますが、漢字での表記がされることが無いので対義語としてあげられるでしょう。