「割れ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「割れ」の意味とは
割れとは、商用のソフトウェアやゲーム、映像作品や楽曲などを不正に所持・配布・販売・使用するという意味のネットスラングです。
本来なら対価を支払って正当に所有・使用するソフトウェアやその他の商用作品を、違法にダウンロード・コピーをすることによって、対価を支払わずに手に入れる行為のことや、そのデータ自体のことを指して使われます。
「割れ」の語源
ソフトウェアを指す英語「Softwares」の後ろの部分「wares」をとり、「warez」と表記されるようになり、読み方が「ウェアズ」からローマ字読みの「ワレズ」になりました。
そこに当て字として「割れず」が用いられ、「割れ」の部分が残り、現在も使われています。
元々はPC用ソフトウェアの違法ダウンロード、不正コピーに限定して使われていました。しかし近年ではソフトウェアに限らず、映画やアニメのDVDやBlu-ray、CD、家庭用ゲーム機のゲームソフトなどを違法ダウンロードした際も「割れ」と表現されます。
「割れ」の表現の広がり
はじめは「ワレズ」「割れず」と名詞として使われていたものが「割れ」となったことで、動詞としても使われるようになりました。
例1:割ろう=違法コピーしよう
例2:この映画、割った=違法コピーした
例3:今度出るソフトは割るつもり=違法コピーするつもり
「割れ」の英語表現
違法ダウンロード は英訳すると「illegal download」です。
「割れ」の派生パターン
「割れ」をする人たちのことを「割れ厨」と呼びます。
「厨」は「中坊(中学生みたいな子供っぽい言動への揶揄)」から派生し、「中毒者、信者」という意味も含んで現在まで使われているネットスラングで、「~な人(達)」「~する人(達)」を指す、蔑称になります。読み方は「ちゅう」です。
「割れ」という違法行為をする人たちを非難するニュアンスを含んで使われています。
「割れ」の例文・用例
割れを使った例文・用例を紹介します。
●サブスクとかでもいっぱい音楽聞けるのに、今時CD割るなんてやめなよ!
●あの人素敵だと思ってたけど違法コピーの映画いっぱい持ってた・・。割れ厨だったみたいで幻滅だわ。
SNSでの「割れ」の使われ方
割れ厨、チートツール、mod販売側が挙げられる事例は多くなったが、そろそろ使用側もBANだけじゃ足りないよな
個人ユーザー相手に民事だと手間とカネばっか掛かるからもう刑事罰があってもいいと思う、不正指令電磁的記録に関する罪に該当してもいいだろ https://t.co/UBvfR01Rqs— シリウス@和ストルティア (@siriusdqx) October 2, 2020
ソフト割ったこと地味にないなあ
トモコレ割ろうとしたけど結局買ったし— ㋻㋑/wai (@waimk1125) May 8, 2020
「割れ」の類義語
割れの類義語は、
「割れ」の対義語・反意語
割れの対義語は「購入厨」です。
正確には「割れ厨」に対しての対義語になります。
意味はそのまま、商品の対価を支払ってソフトや作品を楽し人のことですが、「厨」という蔑称がつくことで「割れ」を正当化する人からの反発のような表現とされています。