「ヘタレ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ヘタレ」の意味とは
ヘタレとは、「意気地がなくよわよわしい人」「へこたれて腰が引けている様子」「腰抜けな人」 という意味です。
「ヘタレ」は「へたれ」、「ヘタれ」と表記されることもあります。
「〜〜はヘタレだ。」のように使われる場合もあれば名詞につけて「ヘタレ〇〇」と使われる場合もあります。
「ヘタレ」は弱腰で情けないと思う人や、臆病で怖がりな人、弱虫な人に対して侮蔑したりあざ笑ったりする時に使われる言葉です。なので、日常会話で他人に対して使う際は相手が傷ついたり不快な思いをしたりしないように気をつけましょう。
また、最近では他人だけでなく自分に対して「ヘタレ」を使うこともあります。
この場合は、自虐や謙遜の表現として使われ、「とるに足りない」という意味で使われることが多いです。
また、人に対して使われる場合よりも使用頻度は低いですが、物に対して「ヘタレ」が使われることもあります。
この場合は、「性能や機能が低下していること」という意味になります。
「ヘタレ」の語源
ヘタレの語源はいくつか説がありますが、ここではその中の2つを紹介します。
まず1つ目の説は「へたる」「へこたれる」です。
「元気がなくなる・疲れて倒れる」「性能や機能が衰える」という意味があります。
この「へたる」が「ヘタレ」に変化したというのが1つ目の説です。
2つ目の説は「屁垂れ」です。
「屁垂れ」はもともと関西方面の方言で「子供」「半人前」を指し、昭和初期の頃から一人前になりきれないことをからかう時に使われていました。
「屁」を垂れるのは幼い子供の行動としてイメージできることから、このような意味になりました。
この方言が徐々に広く知られるようになり、弱々しい人や臆病な様子をからかう言葉として「ヘタレ」が生まれたというのも説の1つです。
「ヘタレ」の例文・用例
ヘタレを使った例文・用例を紹介します。
●お兄ちゃんは好きな女の子に声すらかけられない ヘタレ だ。
●わたしは ヘタレ なので主役は務まりません。
SNSでの「ヘタレ」の使われ方
アメリカの経済にとって
都合の良い国政、
アメリカ政府が悪魔的なのか
安倍政府がヘタレなのか。。。— 屈折と流転の歯車 (@ruten2011) August 23, 2020
気付いたらフォロワーさん4,000人突破してました??
いつもこんなヘタレな私を見守ってくださってありがとうございます?♀️涼しくなったらバイク再開します!??
早く乗りたい( ˙꒳˙ =͟͟͞͞ ( ˙꒳˙ )=͟͟͞͞ ˙꒳˙ )笑フォロワーの皆様これからもよろしくお願い致します( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )✨ pic.twitter.com/egRm7U77Zo
— みるく@CBR250RR?? (@CBR250RR_milk) August 22, 2020
「ヘタレ」の類義語
ヘタレの類義語は、「意気地なし」「チキン」「ビビり」「ケツの穴が小さい」「情けない」「根性なし」「頼りない」「弱々しい」などが挙げられます。
「意気地なし」はヘタレと同様、勇気がないという意味です。
また、「チキン」はアメリカ発祥のスラングで「臆病者」という意味で使われます。
「ひよこ」や「鶏肉」を指す「chicken」が由来とされています。
「ビビり」は物怖じしている様子やおどおどしている人を指す言葉です。
「ビビり」は「怖気づく」という意味を持つ「ビビる」という動詞から派生してできた名詞です。
「ケツの穴が小さい」は「度胸がない」「人間的な器が小さい」という意味があります。
「ヘタレ」の対義語・反意語
ヘタレの対義語は、特にありませんでした。