「闇落ち」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-11

「闇落ち」の意味

闇落ちとは、味方や善人、正義が堕落し、自ら悪の道へと進んでしまうという意味です。

「闇落ち」の特徴

闇落ちしたキャラクターは、これまでの様子からでは考えられない言動・行動を伴い、主人公と敵対します。

彼らは、最初こそ闇の力でパワーアップして味方を苦しめるが、その後噛ませ犬になるパターンが多いです。

そして、自らの意思で悪の道を選んでいるので、味方に復帰できるケースは少ないです。

たとえ改心したとしても、極端に弱体化しているか「この手は既に汚れてしまっている」などと言ってそのまま死亡してしまうことがよくあります。

なお、味方の中にひそむスパイなどの裏切り者や、敵の洗脳や支配などを受け強制的に悪役になった者は、闇落ちにはあたりません。

「闇落ち」する理由

多くの場合、闇落ちるキャラクターは「劣等感」、「疎外感」、「内なる欲望」などの負の感情を隠し持っており、なにかをきっかけにそのような感情に負けて、自らの意思で闇に落ちます。

きっかけの例は次の通りです。

「裏切りにあう、人間嫌いになる」信頼していた仲間や彼女に裏切られたショックで、悪の心を持ってしまうケースです。あるいは人間の争い・強欲さ・裏切りなどを見すぎて、人間嫌いになった結果、闇落ちしてしまうこともあります。

「内面にあった劣等感・欲望の肥大」内面にあった「主人公の強さへの嫉妬心」や「他を支配したい欲望」などが、何らかのきっかけや誘惑によって肥大してしまうと、自己制御できなくなり、闇落ちです。

「恋人や親友の死による人生への絶望」愛していた唯一の恋人・親友などが死んでしまうことで、すべての生きがいを見失ったら、当然闇に落ちてしまいます。自暴自棄や逆恨みに陥り、世の中や人間を恨むようになってしまうからです。

「闇落ち」の英語表現

「闇落ち」は英語で、「To be steeped in vice(悪に染まる)」と表記します。

[steep]は「〜を浸す、染み出す」などを意味し、[steeped in]で「〜に深く染み込んだ」という意味になります。

[vice]は、「悪、悪徳」という意味です。

「闇落ち」の例文・用例

闇落ち

闇落ちを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

闇落ちの結果 、彼女が主人公の宿敵になった。
●アナキン・スカイウォーカーは闇落ちの典型だ。

SNSでの「闇落ち」の使われ方

「闇落ち」の類義語

闇落ちの類義語は、「悪堕ち」です。

「悪堕ち」は、敵や悪人などの影響を受けて、強制的に悪の側につくことです。

「闇落ち」と「悪堕ち」では、自分の意志か相手の強制力か、という点で区別され使われています。

闇落ちの対義語・反対語

闇落ちの対義語は、「光落ち」です
「光落ち」とは、敵や悪人として登場したキャラクターが、物語の途中で改心し善良な味方になることです。

例えば、敵が主人公と何度も交戦することで影響を受け、善の心を持つようになる、自分より力の弱いもの(女性や子供、動物など)と身近に接するうちに改心する、などがあります。