「妊活」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「妊活」の意味とは
妊活とは、妊娠するための準備のことです。
「妊娠活動」の略称です。
一般的に妊娠を希望する男女が、妊娠に関する知識を身に着けたり、体調管理に気を使うことを指します。
「妊活」はなぜ必要?
昨今、妊活が重要視されるようになったのは、日本における晩婚化と出生年齢の上昇化に起因します。
内閣府の調査によれば、2000年の平均初婚年齢が「男性:28.8歳」「女性:27.0歳」、さらに第一子出生時の女性の平均年齢は「28.0歳」でした。
一方、19年の平均初婚年齢は「男性:31.2歳」「女性:29.6歳」、第一子出生時の女性の平均年齢は「30.7歳」です。
上記のデータからわかるように、約20年間で平均初婚年齢・第一子出生時の平均年齢が男女ともに2歳以上の上昇が見られます。
一般的に女性は年を重ねるごとに妊娠する力が弱まるため、昨今の晩婚化・出生年齢の上昇は「子供がほしいのに出来ない」原因の一つと考えられています。
このような「子供を作りづらい」社会的背景から、心身の健康・栄養面など様々な観点から妊娠しやすい環境を準備すること、すなわち妊活の重要性が注目されるようになりました。
※参考:https://www.taiyo-seimei.co.jp/net_lineup/colum/basic/043.html
具体的な「妊活」の方法は?
具体的な妊活として、主に以下3点を挙げることができます。
・生活習慣を見直す
・基礎体温のチェック
・排卵日を予測する
妊娠しやすい環境を整えるには、心身の健康が欠かせません。
栄養に配慮した食生活と栄養補給、適度な運動をすることで、健康的な精子と卵子が作られていきます。
また、基礎体温を測定し記録する習慣を付けることで、排卵のタイミングを予測できるようになります。
基礎体温とは、運動や食事などの影響がほとんど無い「安静時の体温」のことで、朝起きてすぐに検温します。
一般的に、約2週間で訪れる「低温期」と「高温期」の変わり目が「排卵日」と考えられています。
こうして予測した排卵日の二日前から当日までに複数回の性交を行うことで、妊娠する可能性が高まります。
※参考:https://www.elevit.jp/ninkatsu/articles/worries/when-trying-to-conceive/
「妊活」以外の「〇活」
昨今、妊活と同様に様々な活動を省略して「〇活」と呼称されるケースが多いです。
代表的なもので「就職活動」の略称である「就活」は定番と言えるでしょう。
ちなみに、妊活に関連する言葉として「産活」「育活」「保活」があります。
「産活」とは、妊娠後に出産を安全に迎えるための準備のことです。
また「育活」は、子供を育てるための活動を省略した言葉ですね。
一方「保活」は、主に待機児童が多い地域で、子供を保育園に入れるための活動を指します。
「妊活」の例文・用例
妊活を使った例文・用例を紹介します。
●夫婦で妊活に取り組む。
●夫にはもっと妊活に関心を持ってほしい。
SNSでの「妊活」の使われ方
ゆるく…2人目妊活始めようかなっと言うことでクリニック行ってきた?♀️
— まよ☺︎?10m (@mayochan36) February 8, 2023
うちら妊活戦士たち、
何と戦ってるかって、他人でも受精卵でもなく
「自分の感情」だよね
と思うPM21時。— やまの?♀️1人目妊活中 (@yamano_ninkatsu) February 5, 2023
「妊活」の類義語
妊活の類義語はありませんでした。
「妊活」の対義語・反意語
妊活の対義語・反意語はありませんでした。