「フロアプライス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フロアプライス」の意味とは
フロアプライスとは、RTB(Real-Time Bidding、リアルタイムビッディング)の広告配信における最低落札額のことです。
「フロアプライス」の語源
フロアプライスは、英語の「floor price」がそのままカタカナ語として日本語に取り入れられたものです。WEBに関する用語は日本語に置き換えるのが難しいため、英語がそのままカタカナ語として使われることが多いです。
「floor」は「床」、「price」は「価格」という意味で、二つの単語を組み合わせて「最低価格」「底値」という意味になります。
「フロアプライス」の特徴
フロアプライスとは、RTBの広告配信における最低落札額のことです。
RTBとは、「Real-Time Bidding」(リアルタイムビッディング)の略で、2010年ごろにアメリカで登場し、日本でも2011年に提供されるようになった広告入札システムです。広告主は費用をできるだけ抑えてターゲットユーザーに広告を配信し、メディア側は広告在庫を減らして収益の最大化を図ることができます。
フロアプライスはSSP(Supply-Side Platformサプライサイドプラットフォームの略、メディア側をさす)で設定することができ、これを下回る入札額の広告は、広告オークションで入札額が1位だったとしても掲載されません。
フロアプライスはメディア側の収益を確保するための仕組みです。低単価の広告表示を抑制することにより、インベントリ(広告在庫)を純広告などの別の広告にまわすことができます。
「フロアプライス」の例文・用例
フロアプライスを使った例文・用例を紹介します。
●フロアプライスが高めに設定されている。
●フロアプライスを調整することで収益を上げる。
SNSでの「フロアプライス」の使われ方
フロアプライスを○○円以下とひいて自社広告配信、低単価なアドネットーク配信止めよなかと改めて考えはじめた。
外部のひとと話してると考えないとなと、アドテクや広告とは関係ない打ち合わせやけどなぜか考えはじめた。
収益減の影響、、自社広告CTRと広告CTRなど、、検証し試してみよかな、、。— カツトモ_メディアマネタイズ(アドテクメイン) (@tokyogirls2) October 17, 2019
ついに Gunosy Ads に CPI 入札が!
Gunosy Ads はCPC/CPMともにフロアプライスがわりと高めに設定されており、運用しづらさをずっと感じてました。が、これでアプリインストールキャンペーンの運用が捗ります。https://t.co/k1CPTuHSLe
— 福ちゃん (@fukuyamakoto) October 24, 2018
「フロアプライス」の類義語
フロアプライスの類義語はありませんでした。
「フロアプライス」の対義語・反意語
フロアプライスの対義語は、「シーリングプライス」です。
意味は「最高価格」です。英語では「ceiling price」と表現し、「ceiling(シーリング)」は「天井」、「price(プライス)」は「価格」という意味です。