「ナージュ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ナージュ」の意味とは
ナージュとは、魚介類や野菜をブイヨンで茹でて、そのブイヨンをソースとして使う調理法や料理のことです。
これはフランス料理の伝統的な調理法の1つで、魚介類の旨味と野菜の甘みが溶け込んだ、濃厚な味わいが特徴です。
「ナージュ」の語源
「ナージュ」とは、フランス語で「泳ぐ」という意味です。スープの海を食材が泳いでいるように見えることから、このような名前がつけられています。
「ナージュ」の作り方
まず、セロリ、ニンジン、タマネギなどの香味野菜に白ワインや赤ワインを加えて煮出し、ブイヨン(フランス料理のだし汁)を作ります。
ブイヨンが沸騰したら、魚介類や野菜を加えて、弱火で10分ほど茹でます。具材に火が通ったら、火を止めて、具材をブイヨンから取り出します。
ブイヨンをざるで濾すと、魚介類の旨みと野菜の甘みが溶け込んだ、濃厚な味わいのソースになります。先ほど取り出した具材にソースをかければ、ナージュの完成です。
「ナージュ」の栄養価
ナージュは、魚介類や野菜の栄養を豊富に含んでいます。魚介類には、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが、野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。ナージュは、それらを一緒にとることができるので、栄養バランスの良い料理です。
「ナージュ」の例文・用例
ナージュを使った例文・用例を紹介します。
●オマール海老と春野菜のナージュ仕立てをいただきました。
●レストランで食べた白身魚とアサリのナージュを家で再現してみた。
SNSでの「ナージュ」の使われ方
今日のお料理😊
帆立貝のナージュ ポロ葱とアスパラガスのエチュベ添え😋 pic.twitter.com/OlpDV6wuQt
— kissa(キッサ)ガッツリ絞るか💪😆💪 (@kissa5096yy) November 12, 2021
【ウツボのボンファムと岩牡蠣のナージュ 伊勢海老のビスクを添えて】
私の実力不足で今日コンクール予選落ちした一品ですが…
供養を兼ねて見てやって下さいまし。 pic.twitter.com/1F8Nh0dEHZ— ふぇるみえ@27歳料理人 (@cheese_wine_FKT) August 27, 2021
「ナージュ」の類義語
ナージュの類義語は「魚介スープ」です。
ナージュは、魚介類と野菜をブイヨンで茹でて、そのブイヨンをソースとして使う料理であるのに対し、魚介スープは魚介類を煮込んだスープです。濃厚な味わいのあるナージュと比べ、魚介スープはさらっとした食感です。
「ナージュ」の対義語・反意語
ナージュの対義語・反意語はありませんでした。