「プロデューサー」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「プロデューサー」の意味とは

プロデューサーとは、主に音楽、映像などエンターテインメント事業における企画・制作全体を統括する職務、および責任者のことです。

ただし、各業界によってプロデューサーの役割や権限を行使できる領域が異なります。

とりわけ、ゲーム業界では「ゲームプロデューサー」という職名で知られており、ゲーム開発において重要な役割を持っています。

このページでは「ゲームプロデューサー」について詳しく取り上げます。

ゲームにおける「プロデューサー」

ゲームプロデューサーは、ゲーム開発全体の責任者です。

ゲームプロデューサーが携わる業務と大きな流れは以下の通りです。

1.ゲーム市場の調査
2.ゲーム作品の企画
3.企画案のプレゼンテージョン
4.予算とスケジュール管理
5.スタッフの招集(人事)
6.プロモーション戦略の立案

このようにゲーム開発から商品化に至るまでの全体的な指揮を取ります。

ただし、具体的な企画案は「ゲームプランナー」、現場スタッフへの直接的な指示は「ゲームディレクター」が担うことが多いです。

ちなみに、ゲーム作品がヒットし世界的なタイトルとして有名になると、同時にゲームプロデューサーの知名度も上昇することがあります。

例えば『メタルギア』シリーズの小島秀夫氏や、スーパーマリオの生みの親である宮本茂氏などです。

国内外のゲームファンや同業者から尊敬され、また彼らの発言に大きな注目が集まることも少なくありません。

ゲームプロデューサーとゲームディレクターの違い

ゲームディレクターはゲームプロデューサーらが企画した構想に則って、プログラマーやデザイナーに具体的な指示を出す役職です。

基本的にゲームプロデューサーが上司で、ゲームディレクターが部下に当たります。

ゲームプロデューサーの目標が「ゲームをヒットさせること」であるなら、ゲームディレクターの目標は「ゲームの品質を向上させること」と言えます。

例えば、コアなゲームファンや同業者から高い評価を得ていながら、大きなヒットを遂げていない「知る人ぞ知る名作」があるとします。

この場合、ゲームの品質は高く評価されているためゲームディレクターのミッションは成功です。

しかし、大きなヒットを遂げられずビジネス的な成功に至っていないため、ゲームプロデューサーのミッションは失敗です。

ただし、ゲームディレクターはしばしばゲームプロデューサーとともに企画立案に携わったり、小規模なプロジェクトならプロデューサーの仕事を兼務する場合もあります。

ゲームプロデューサーになるには?必要な資格は?

ゲームプロデューサーはゲーム作品をビジネス的に成功させることが役割ですが、企画や開発に深く関与することから「現場の経験」が大きく活きていきます。

実際にゲーム会社に入社していきなりゲームプロデューサーに抜擢されることは稀で、基本的にプログラマーやディレクターの経験を積んでから任命されるケースがほとんどです。

ゲームプロデューサーになるための必須の資格はありませんが、プログラミングやグラフィックの基本的ないし専門的知識を持っている方が仕事を円滑に進められるでしょう。

「プロデューサー」の例文・用例

プロデューサー

プロデューサーを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●プログラマーとしての経験を積んで、ゆくゆくはゲームプロデューサーになりたい。
●ゲームショウでのゲームプロデューサーの発言に注目が集まる。

SNSでの「プロデューサー」の使われ方

「プロデューサー」の類義語

プロデューサーの類義語はありませんでした。

「プロデューサー」の対義語・反意語

プロデューサーの対義語・反意語はありませんでした。

カタカナ語

Posted by 杏奈琴湖