「サーカディアンリズム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「サーカディアンリズム」の意味とは

サーカディアンリズムとは、あらゆる生物が生まれながらにして持っている生体リズムのうち、およそ24時間周期のもののことです。
脳の視床下部にある視交叉上核という部分がこのリズムを司っています。
人間のサーカディアンリズムは25時間周期になっているといわれています。1日の長さよりサーカディアンリズムの方が長いので元々夜型になりやすい傾向にありますが、これを光や食事・運動・外出といった生活習慣によって、24時間周期で規則的な生活を送れるように調整することができます。

「サーカディアンリズム」の語源

サーカディアンリズムの語源はラテン語です。ラテン語で「約、概ね」を意味する「circa」と「日」を意味する「dies」を合わせて「circadian」、それにリズム(rhythm)を組み合わせて名付けられました。「概ね1日のリズム」という意味を表します。

「サーカディアンリズム」が乱れるとどうなるか

夜更かしや徹夜によりサーカディアンリズムが乱れると、朝起きられなくなって睡眠のリズムに障害が出てしまいます。高齢の方では、早すぎる就寝によって眠れなくなるという症状が出ることが多いです。サーカディアンリズムが乱れると、睡眠障害だけでなく、精神疾患・肥満・高血圧・糖尿病といった生活習慣病も引き起こす可能性もあるといわれています。サーカディアンリズムの乱れから引き起こされる障害を治療するには、朝太陽の光を浴びることが大切です。

「サーカディアンリズム」の例文・用例

サーカディアンリズム

サーカディアンリズムを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●起床時には太陽の光をしっかり浴びてサーカディアンリズムを整えよう。
サーカディアンリズムが乱れるから、不規則な生活を続けない方がいいよ。

SNSでの「サーカディアンリズム」の使われ方

「サーカディアンリズム」の類義語

サーカディアンリズムの類義語は「概日リズム」です。意味は同じです。

「サーカディアンリズム」の対義語・反意語

サーカディアンリズムの対義語・反意語はありませんでした。