「アラブ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アラブ」の意味とは
アラブとは、アラビア半島を原産地とする馬の品種のことです。
「アラブ」の概要
アラブという品種の馬は、紀元前2500年にはアラビア半島に存在していたと考えられており、全ての馬の品種の中で最も純粋で古い品種と位置付けられています。
また、血統登録については以下のように定められています。
1884年にはフランスで「アラブとして血統登録する馬は、北はチグリス川、トロス山脈、および地中海でくぎられた、全アラビア半島地域に生産された馬」と定められた。
引用:https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w518.html
現在の日本の競馬でメインとして走っている「サラブレッド」という品種の基礎となっているのも、このアラブという品種です。また、日本には純血のアラブは現在ほとんど存在せず、アラブの系種となる馬も競馬レースにはほぼ出場していません。しかし、世界的に見れば現在も競走馬として活躍している国もあります。
「アラブ」と「サラブレッド」
サラブレッドは、このアラブという品種を基礎として品種改良された競走に特化した品種のことです。
アラブとサラブレッドには、以下のような違いがあります。
- サラブレッドの方がスピードがある
- サラブレッドの方がひと回りほど馬体が大きい
- アラブの方がスタミナがある
- アラブの方が負担重量に耐えられる
サラブレッドは精神面でもデリケートな馬が多く、スピードに特化して改良された品種であるといえます。アラブはスタミナやパワーに優れていますが、スピードの面でサラブレッドに大きく劣るため、競走馬としてはサラブレッドの方が主流となっていきました。
「アラブ」の例文・用例
アラブを使った例文・用例を紹介します。
●わ~!この馬はもしかしてアラブかな?
●アラブはとても美しい馬だなぁ。
SNSでの「アラブ」の使われ方
ちなみに中央競馬史上、最も軽い斤量は1964年のダイヤモンドステークスに出走したリンドウの45㎏。アラブのこの馬がサラ系のレースに出走し、中山記念(当時はハンデ戦)が48㎏でシンガリ負けだったため、さらにハンデが軽くなってのもの。ここでは意地を見せ、サラブレッド3頭に先着。#競馬トリビアhttps://t.co/7zuwUejzPLpic.twitter.com/jQk8ddEq97
— ビッグワン (@umauma1987) June 17, 2021
好きな動物聞かれたら即答で「馬」
種類はアラブの栗毛が好き?
あ~かわゆぅうう~触りたいクンクンしたい~— ことびーと (@beachan11) June 21, 2021
「アラブ」の類義語
アラブの類義語は、「アングロアラブ」「アラブ系種」です。
どちらもアラブとサラブレッドの混血で、アラブ血量が25%以上である馬のことを指します。アングロアラブとアラブ系種では、交配の組み合わせが異なります。
「アラブ」の対義語・反意語
アラブの対義語は、「サラブレッド」です。
アラブを基礎として、競走用に改良された品種です。