「油そば(あぶらそば)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「油そば(あぶらそば)」の意味とは

油そば(あぶらそば)とは、スープのないラーメンの一種

です。醤油ダレやラー油、酢などの調味料で味付けした麺を、よく混ぜて食べるのが一般的です。スープを使わずに麺と調味料で味わうのが特徴で、通常のラーメンよりも濃厚な味付けです。具材としては、チャーシュー、メンマ、ネギ、ニラなどがよく用いられます。

油そばには、様々な種類があり、たとえば、醤油ダレベースの関東系、豆乳や味噌を加えた名古屋系、ラー油やニンニクを大量に使った台湾系があります。

「油そば(あぶらそば)」の起源


油そばの起源は明確ではありませんが、1960年代に東京都武蔵野市で誕生した「満月」というラーメン屋のまかないが元祖とされています。まかないを早く食べる為、熱いスープを捨てて、麺に油とタレを混ぜて、油そばというものが誕生しました。当時は「中華そば」という名前で提供されていましたが、その後「油そば」と呼ばれるようになりました。

「油そば(あぶらそば)」の語源


「油そば」の由来については、以下の2つの説があります。
・スープを使わないラーメンであることから、「油」と「そば」を組み合わせた。
・油っこい見た目から、「油」と「そば」を組み合わせた。

「油そば(あぶらそば)」の例文・用例

油そば(あぶらそば)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●この油そば(あぶらそば)は、濃厚な醤油ダレともちもちとした麺が特徴だ。
油そば(あぶらそば)は、手軽に食べられるので、学生に人気がある。

SNSでの「油そば(あぶらそば)」の使われ方

「油そば(あぶらそば)」の類義語

油そば(あぶらそば)の類義語は「まぜそば」です。元々同じものを指していましたが、現在は、特にトッピングが豊富で、既にタレが麺に絡めて味付けしてあるものを「まぜそば」と呼んでいます。

「油そば(あぶらそば)」の対義語・反意語

油そば(あぶらそば)の対義語・反意語はありませんでした。