「アクネ菌」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アクネ菌」の意味とは

アクネ菌とは、ほとんどの人の毛穴に住んでいる常在菌です。正式名は「プロピオニバクテリウム・アクネス」といいます。ニキビの直接的な原因ではなく、ニキビを悪化させる要因と考えられており、ニキビのない肌にも存在しています。

「アクネ菌」の語源

「アクネ(acne)」とは英語で「ニキビ」を意味します。その語源は、1893年のウンナがニキビ内で観察したことに由来しています。

「アクネ菌」の働き

アクネ菌の中には、肌に良い働きをする善玉菌と、繁殖するとニキビの原因になる悪玉菌とがあります。それぞれの働きを見ていきましょう。

善玉菌の働き

肌を弱酸性に保って潤いを維持したり、外部から病原菌が侵入するのを防いだりします。

悪玉菌の働き

「毛穴の詰まり」、「過剰な皮脂」の2つの条件が揃うことで悪玉菌が繁殖し、ニキビの原因となります。

「アクネ菌」によるニキビを防ぐには

アクネ菌の悪玉菌を繁殖させないようにするためには、次のようなことが起こらないように気をつけましょう。

・毛穴の汚れ
うっかり化粧したまま眠ってしまうなど、毛穴に汚れが詰まってしまうことがあると、毛穴の中に悪玉菌の好む皮脂がたまってしまいます。

・肌の乾燥
肌の水分量が不足するとバリア機能が低下し、肌細胞が自ら角層を厚くします。それにより、毛穴に皮脂がたまって詰まってしまいます。

・過剰な皮脂の分泌
肌の乾燥の他、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、間違ったスキンケアなどは、皮脂が過剰に分泌される原因となります。

これらが起こらないように、1日2回の洗顔で肌を清潔にし、肌を乾燥させないように保湿することが大切です。睡眠不足、食事の栄養バランスなど、日頃の生活習慣の見直しも心がけると良いでしょう。

「アクネ菌」の例文・用例

アクネ菌

アクネ菌を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

アクネ菌自体がニキビの原因ではありません。
●ニキビケアにはアクネ菌に対する正しい理解が必要です。

SNSでの「アクネ菌」の使われ方

「アクネ菌」の類義語

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「アクネ菌」の対義語・反意語

アクネ菌の対義語・反意語はありませんでした。