「合口」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「合口」の意味とは
合口とは、大相撲において、特定の対戦相手との相性を示す言葉です。
得意な相手であれば「合口が良い」、苦手な相手なら「合口が悪い」と表現します。
相撲は個人の実力と同じくらいに「合口」が影響する競技で、合口によって、地位・実力に関わらず勝敗に大きな差がつくケースも少なくありません。
大相撲でも番付で下位の力士に合口が味方するような組み合わせの時には、どちらが勝つかわからない対戦成績になったり、場合によっては下位が大差をつけて勝ち越すこともあります。
また、逆に合口が上位に味方する組み合わせでは、何十回と対戦を重ねても下位に一度も勝たせず、一方的な対戦になる場合も珍しくはないでしょう。
最高位で見た場合には、上位は横綱、下位は関脇の組み合わせに最も多くみられますが、稀に同じ番付の組み合わせの例も存在します。
しかし一方がこれを克服すると、ドラマチックな展開で勝敗が見事に逆転する場合もあります。
「合口」の他の意味の言葉
合口には他にも「鍔がなく、鞘と柄の口がぴったり合うように作られている短刀」という意味もあります。
この刀は「匕首」「ドス」とも呼ばれ、古くから暗殺、やくざや博打の結果道具として使われてきました。
ただし、合口は刃渡りに関係なく「刀剣類」に分類されているため、所持の規制、及び処罰の対象になりうる短刀です。
「合口」の例文・用例
合口を使った例文・用例を紹介します。
●結局、合口そのままの相撲になってしまった。
●ただ合口が悪いと言っているだけでは決して勝てない。
SNSでの「合口」の使われ方
舞の海 vs 錣山
錣山親方「先々代の出羽海親方に『おまえは、秀平に合口悪いな』と言われました」 あ、相撲の話です。
〔秋場所四日目〕 #sumopic.twitter.com/SAaUnRrFdC— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) September 12, 2018
<相撲塾>栃煌山に合口が悪く、初顔から8連敗を含む4勝13敗でどうしようもなく、逆に臥牙丸には9連勝と負ける気がしなかったと語る立田川親方。豊真将引退立田川襲名披露大相撲→http://t.co/p6ymHp7Z1f#sumopic.twitter.com/OcrIOoWRAe
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) May 9, 2015
「合口」の類義語
合口の類義語はありませんでした。
「合口」の対義語・反意語
合口の対義語・反意語はありませんでした。