「アシュラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アシュラー」の意味とは
アシュラーとは、阿修羅像が好きな女性のことです。「アシュラー」は2009年のユーキャン新語・流行語大賞でノミネートされた言葉です。
阿修羅とは
インド神話では鬼神のひとつとされている「アスラ」が仏教に伝わると、「阿修羅」と表記されるようになり、守護神のひとつとされるようになりました。
阿修羅像は6本の腕や3つの顔を持っているという特徴があり、これは一人で数人分の活躍をするような強い力があることを表しています。
「アシュラー」の語源
アシュラーは、阿修羅(アシュラ)に英語で人を表す接尾辞のerをつけた合成語です。
日本で最も有名な阿修羅像といえば、奈良県にある興福寺の国宝の阿修羅像ですが、これを展示する「阿修羅展」が2009年3月~6月に上野の東京国立博物館で公開されました。その際、中高年層だけでなく、若い女性の来館が多かったことから、そのような来館者のことを「アシュラー」と名付けるようになりました。
「アシュラー」の関連語
阿修羅像に限らず、仏像を見ることが好きな女性は「仏像ガール」、「仏像女子」、「仏女」などと呼ばれています。全国で行われた阿修羅展をきっかけに阿修羅ブームが巻き起こり、阿修羅だけでなく仏像全般を愛する女性が増えました。
「アシュラー」の例文・用例
アシュラーを使った例文・用例を紹介します。
●アシュラー同士で週末の仏像展を見に行く約束をしている。
●彼女は派手な見かけによらず、実はアシュラーでお寺巡りが趣味なんだって。
SNSでの「アシュラー」の使われ方
@nara_naka 阿修羅さまといえば、「アシュラー」なる女子も出現しているようですね。阿修羅さまラブなのだとか。アシュラーに限らず、仏像ラブな女子が増殖中なようで。#nara
— sumire_nagoya (@sumire_nagoya) June 1, 2010
興福寺行きたいからサイトみたら阿修羅ファンクラブって・・。アシュラー多いのか。阿修羅の正義わ強すぎると修羅に陥るって所が共感できる。帝釈天に愛娘奪われたら慈愛もへったくれもないもんな。赤い阿修羅像ってほんといいセンス。
— ぜーたくな名前 (@sinrinkuroro) August 5, 2012
「アシュラー」の類義語
アシュラーの類義語はありませんでした。
「アシュラー」の対義語・反意語
アシュラーの対義語・反意語はありませんでした。