「ハム交」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ハム交」の意味とは
ハム交とは、公共交通機関を表す若者言葉です。なお、公共交通機関とは、鉄道、バス、路面電車、タクシー、航空機、船舶など、不特定多数の人々が、所定の運賃を支払えば自由に利用することができる交通機関のことです。徒歩や自動車などと区別する意味合いで使われます。
「ハム交」という言葉は、公共交通機関があまり発達していない地方でよく使われています。公共交通機関が充実している都心部では、わざわざ電車やバスのことを公共交通機関と表現することはほとんどありません。自動車移動が当たり前の地方と自動車の方がかえって不便でお金もかかる都心とでは、「ハム交」に対する心理的な意識や利便性といった点で大きな差が見られます。
「ハム交」の語源
公共交通機関の「公」という字はカタカナの「ハム」を縦に並べたものであることから、「ハム交」という言葉ができました。「ハム交」という言葉がいつ誕生したのかは定かではありませんが、インターネットの大手掲示板で使われ始めたというのが有力な説です。
「ハム」が「交」を表す他の例
「公」という字を「ハム」と読むのは珍しいことではなく、一種の俗語として使われていました。公という字をハムと表現するのとは逆ですが、たとえば、北海道日本ハムファイターズのことをスラング的に「公」と書くのはネット上でよく見られる表現です。また、公安警察(公共の安全を維持することを目的とした警察)のことも「ハム」と表します。
「ハム交」の例文・用例
ハム交を使った例文・用例を紹介します。
●ここではハム交が1時間に1本のバスしかないので、レンタカーを借りて観光した方が効率的に回れると思うよ。
●駐車場が少ない会場なので、3歳児健診にはできるだけハム交で行かなければならない。
SNSでの「ハム交」の使われ方
【ハム交】
(はむこう)
公共の交通機関
※「公」が分解すると「ハ」と「ム」になるから((^┰^))ゞ https://t.co/ZaqAOKUDe6— 新迷解日本語辞典 (@atarasiinihongo) May 6, 2022
「ハム交」の類義語
ハム交の類義語は「公共交通機関」です。意味は同じです。
「ハム交」の対義語・反意語
ハム交の対義語・反意語は「個別交通手段」です。個別交通手段に該当するものとしては、自家用車(マイカー)、自転車、バイクのほか、企業等が保有するマイクロバスなどが挙げられます。