「クレピーヌ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「クレピーヌ」の意味とは
クレピーヌとは、動物の胃袋の周りについている、網状になった脂のことです。
主に豚のものを使うことが多いです。フランス語では「crepine」と書きます。
「クレピーヌ」の使い方
クレピーヌは、フランス料理で使われることが多い食材です。さっぱりした食材を包んで調理することで、まろやかに仕上げます。
例えば、赤身やヒレ肉など脂の少ない食材に巻いてから焼くと、パサつかずに油の甘みが乗った美味しい料理になります。ハンバーグに巻いて焼くと、肉汁が閉じ込められてふっくらジューシーに仕上がります。レバーを使った田舎風パテに巻いても美味しいです。このように、クレピーヌの使い方はさまざまです。
なお、クレピーヌで包んで調理した料理のことを「クレピネット(crepinette)」と呼ぶこともあります。
「クレピーヌ」はどこで手に入る?
クレピーヌはフランス料理ではよく使われるのですが、日本にはあまり流通しておらず、一般的なスーパーで見かけることはほとんどありません。そのため、精肉店に注文して取り寄せてもらうか、通販で購入するといった方法になります。楽天やAmazonでは、1グラムあたり2円ほどで販売しています。
「クレピーヌ」を使う時の注意点
クレピーヌは動物の内臓なので、そのまま焼いて食べるのは衛生的に問題があります。使用前には異物がついていないか確認し、ついていたら丁寧に取り除きましょう。異物除去には時間がかかるため、綺麗に取り除いた状態で販売している会社もあります。
その後、塩水に数時間さらして洗い、余分な脂を落としましょう。水けを絞ったら下処理は完了。あとはそのまま、食材を包んで焼いてください。
「クレピーヌ」の例文・用例
クレピーヌを使った例文・用例を紹介します。
●取り寄せたクレピーヌでハンバーグを包んで炭火で焼いてみたところ、肉汁が流れ出ずジューシーに仕上げることができました。
●記念日に丸の内のホテルで食べた牛肩肉のクレピーヌ包みが非常に美味しかった。
SNSでの「クレピーヌ」の使われ方
〜Pâques 復活祭〜
前菜
Paupiette de daurade
プティポワを敷いて、中に半熟卵を、ミントを混ぜたハーブのサラダとアサリのブイヨン
メイン
Carre d’agneau rôti,sauce morille
子羊とモリーユを、より寄り添わせる為にパテミンチを乗せてクレピーヌで包んで
デザート
Nougat glacé aux agrumes pic.twitter.com/pc6LcYXvu9— ゆーすけ (@310yusuke120) April 5, 2021
余った肉を余ったクレピーヌで包んだ夜食のカイエット。大量のパセリが良い。パセリは美味しい。 pic.twitter.com/VmtcWHtO2J
— h.b. (@huji_no_hana1) April 2, 2021
「クレピーヌ」の類義語
クレピーヌの類義語は、「網脂」です。意味はクレピーヌと同じで、動物の内臓についている脂のことを指しています。
その名の通り、白い網のような見た目をしていることからこう呼ばれるようになりました。
「クレピーヌ」の対義語・反意語
クレピーヌの対義語・反意語はありませんでした。