「小結」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「小結」の意味とは
小結とは、大相撲において三役の一番下の地位という意味です。
「小結」の語源
小結の語源には諸説ありますが、一般的には「小口の結び」という言葉から来ているとされています。
「小口」は「物事の始まり」を、「結び」は「物事の終わり」を意味します。
大相撲の地位の中で三役(小結・関脇・大関)の取組を「結びの三番」と総称しますが、その一番最初の取組を担当する地位であることから「小結」と呼ばれるようになったという説です。
「小結」の概要
大相撲の地位(番付)は、大きく分けると上から「幕内」「十両」「幕下」「三段目」「序二段」「序ノ口」となっています。
この中で幕内と十両は「関取」と認められ、幕下以下の力士と区別されます。
「幕内」はさらに「横綱」「大関」「関脇」「小結」「前頭」と地位が決められ、このうち横綱は別格とし、大関・関脇・小結の3つの地位を「三役」と呼んでいます。ただし現在では、大関もその昇進難易度の高さから別格と扱われることが多く、関脇と小結だけを「三役」と呼ぶこともあります。
小結は三役の一番下の地位ですが、月給は関脇と同額です。明確に定員が定められているわけではありませんが、基本的には東西1名ずつの計2名がその地位につくことになります。
「平幕」とも呼ばれる前頭の力士は、この三役への昇進、まずは小結の地位を狙っています。そのためには、前頭のトップである「筆頭」になって、その場所を勝ち越す必要があります。
「小結」の優勝
小結は優勝争いに絡んでくることは多いですが、実際に優勝する事例は非常に少ないです。大関や横綱といった上位力士や、平幕の中で好成績の力士と対戦するため、なかなか難しい地位ともいえます。
近年では、2000年に魁皇博之が、2018年に貴景勝光信が小結の地位で優勝しています。
また、1992年に貴花田光司が、1993年に若花田勝が小結で優勝しており、2年連続、兄弟で残した珍しい記録となっています。
「小結」の例文・用例
小結を使った例文・用例を紹介します。
●まずは小結への昇進を狙うぞ。
●今年は小結が優勝するところが見れるかな?
SNSでの「小結」の使われ方
明生の小結昇進に地元沸いてます
?? pic.twitter.com/dIsri4LMLo— みー (@aromausausa) June 21, 2021
やっぱりそうですよねー☺️
若隆景関✨明生関✨
新小結おめでとうございます㊗️㊗️遠藤関♡大栄翔関が揃って前頭筆頭✨金星を増やすチャンス✨⭐️?
名古屋での活躍&ご無事をお祈りします?
— よぴこ? (@Yopiko_sumo) June 20, 2021
「小結」の類義語
小結の類義語はありませんでした。
「小結」の対義語・反意語
小結の対義語・反意語はありませんでした。