「フィンガーボウル」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フィンガーボウル」の意味とは
フィンガーボウルとは、食事中に、卓上で指先を洗うための水の入った容器のことです。
「フィンガーボウル」の特徴
フィンガーボウルは和食の飲食店ではあまり馴染みのないものですが、西洋料理やアジア料理ではよく見られます。その歴史は古く、古代ローマ時代から使われています。
ナイフやフォークでは食べづらい、殻付きの海老や蟹、果物などが提供される際に一緒に卓上に置かれます。そのため、フィンガーボウルが置かれたということは「これは手を使って食べても大丈夫ですよ」というメッセージでもあります。
素材はステンレス、銀、ガラス、陶器など様々で、小ぶりな容器です。
汚れとともに消臭の目的もあるため、ハーブやレモンの薄切り、花などが浮かべられていることもあります。
「フィンガーボウル」の使い方
フィンガーボウルの正しい使い方としては、手を使って食事をした後に手を片方ずつ、指先の第二関節まで入れて静かに汚れを落とします。その後、膝の上のナプキンで手を拭きます。
バシャバシャと音と立てたり、水が跳ねたりしないようにするのがポイントです。
「フィンガーボウル」の注意点
フィンガーボウルは、知識がない状態で初めて見ると飲み物に見えてしまうため、思わず飲んでしまったという失敗談もよく聞かれます。
ただ、ゲストが誤ってフィンガーボウルの水を飲んでしまった場合に、会食の主催側がゲストに恥をかかせないよう、自分達もフィンガーボウルの水を何食わぬ顔をして飲んだというエピソードは、世界中にあります。マナーを守るあまり、楽しい食事の時間を台無しにしないような配慮といえます。
「フィンガーボウル」の例文・用例
フィンガーボウルを使った例文・用例を紹介します。
●これがフィンガーボウルか…!初めて見たかも…。
●海老はナイフとフォークじゃ食べづらいけど、フィンガーボウルがあるから手で食べちゃって大丈夫だよ。
SNSでの「フィンガーボウル」の使われ方
コップ飲み、上手にできるようになってきてるけど少し目を離すとすぐフィンガーボウル化させちゃうから、暫くはミラクルカップで飲ませた方がいいのかなぁ?
— 眠るぅ?1y (@ruupon1500) August 2, 2021
大宮のパレスホテルなら行ったことある。
まぁ学校のテーブルマナーの一貫でだけど。
ナポロンみたいにフィンガーボウルは飲まなかったよ(当たり前)笑笑
— アキ (@aki007733) July 28, 2021
「フィンガーボウル」の類義語
フィンガーボウルの類義語はありませんでした。
「フィンガーボウル」の対義語・反意語
フィンガーボウルの対義語・反意語はありませんでした。