「脇膳」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「脇膳」の意味とは

脇膳とは、懐石料理において、最初の膳の脇に置かれる膳のことです。
最初の膳には置ききれない料理を載せるもので、二の膳、三の膳とは別のものです。

日本料理の文化・種類

「脇膳」は、以下のような日本料理で用いられます。

本膳料理

本膳料理とは、基本的な形式を一汁三菜(いちじゅうさんさい)としています。
一汁は汁物、三菜はなます、煮物、焼き物の3つで、その一汁三菜の数には含まないご飯と香の物を加えた形式で、脚がついた膳に載せて提供します。
お膳ごと、どこにどの料理を置くかが決まっており、そのことを「膳組み」と言います。
基本的には最初の膳(一の膳とは表現せず、本膳と言います)と焼き物膳(二の膳)に、一汁三菜を盛りつける構成とし、位の高さやおもてなしによって膳の数が増え、五膳が最高です。
日本で最高級と言えるおもてなしの心を汲んだ料理ですが、近年では格式高い一部の日本料理店や、冠婚葬祭のお座敷などでしか見られなくなりました。

懐石料理

懐石料理とは、茶の湯でお茶を味わう前に頂くごく質素な食事のことで、最初に少量のご飯、お吸い物が出されます。
料理の基本の形態は、元となっている本膳料理と同様の一汁三菜で、安土桃山時代に千利休が茶道を確立する中で成立した料理形態で、茶会で茶を楽しむ前の侘び寂びを重んじて客人をもてなす軽い食事です。
会席料理には「素材の持ち味を活かす」「もてなしの心を重んじる」「旬の食材を使用する」ことを大原則としています。
本膳料理が脚のついた膳に料理を載せるのに対し、懐石料理は折敷(おしき)という脚のない膳に料理を載せて提供するのが特徴です。
ちなみに「懐石」とは、修行中の禅僧が空腹や寒さに耐えるために懐に入れる温めた石のことを指します。

会席料理

会席料理は見た目も美しく豪華で、主にお酒と楽しむための食事で、懐石料理同様に旬の食材を大切としています。
一汁三菜が基本ですが、内容は本膳料理とは異なり、一汁に吸い物、三菜に、刺身、焼き物、煮物というのが一般的です。
それにお通しや揚げ物、酢の物を酒の肴としてお酒と同時に振る舞われ、最後にご飯とお味噌汁、香の物が提供されます。
昨今の日本料理の主流はこの「会席料理」で、ホテルや日本料理店で振る舞われるのはほとんど「会席料理」です。

精進料理

懐石料理や会席料理がもてなしの心を重視した日本料理であることと比較し、精進料理は仏教の教えに基づき、厳しい戒律の基に献立を考える料理です。
使ってはいけない食材があることも特徴で、殺生を禁ずる考え方から肉や魚は食べることを禁じられています。
また、宗派によっては野菜にも制限があり、五葷と呼ばれる、「ネギ」「ニンニク」「ニラ」「ラッキョウ」「ノビル」など、刺激の強い野菜は制限されていることもあります。

「脇膳」の例文・用例

脇膳

脇膳を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

脇膳とは風情がありますね。
●実家で法事があった時、脇膳に焼いたお魚が乗ってた。

SNSでの「脇膳」の使われ方

「脇膳」の類義語

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「脇膳」の対義語・反意語

脇膳の対義語・反意語はありませんでした。