「テルミドール」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「テルミドール」の意味とは
テルミドールとは、殻付きのロブスターや伊勢海老の身を半割にし、濃厚なホワイトソースをかけ、チーズなどをふって焼き上げた料理という意味です。
1890年代にフランスにて発祥し、アメリカに広がると、高級レストランの定番メニューになるほどの人気を博しました。海外ではロブスターで調理されますが、日本に料理法が伝わると、伊勢海老で調理されるようになりました。伊勢海老はロブスターと比べると柔らかめの食感が特徴です。
「テルミドール」の語源
テルミドールの由来はいくつか説がありますが、中でも最も有力な説は「テルミドール」という演劇名からとったというものです。1894年にパリで「テルミドール」という演劇が初演された際、劇場近くのレストラン「メール」のシェフが、それを賞賛するためにレシピを考えたといわれています。
「テルミドール」の特徴
テルミドールの一番の特徴は、ロブスターや伊勢海老の上にかけられている濃厚なホワイトソースです。小麦粉、バターや生クリーム、卵黄、マスタード、ハーブ、胡椒などを使い、じっくりと時間をかけて作られます。
「テルミドール」の作り方
現在テルミドールのレシピには様々なバリエーションがありますが、伊勢海老を使った、日本での一般的な作り方を紹介します。
1. 伊勢海老を3分煮たら、縦半分に切り、砂袋を取り除き、ミソと身を取り出します。
お好みで、薄切りにした玉ねぎ、ニンジン、セロリなどを15分煮たものと合わせます。
2. 小麦粉、バター、牛乳、塩胡椒などでホワイトソースを作り、冷めたらお好みで粒マスタード、卵黄、チーズを入れてよく混ぜ合わせます。
3. 身を取り出した殻の中をふき取り、ソースを塗ります。取り出した伊勢海老の身を胴体に詰め、残りのソースをかけて、チーズをふりかけます。
4. 200度のオーブンでチーズが溶けるまで15分ほど温めます。
5. 器に盛り付け、パセリを添えたら完成です。
「テルミドール」の例文・用例
テルミドールを使った例文・用例を紹介します。
●フランス料理店で テルミドールを食べました。
● テルミドールは見た目が華やかな料理です。
SNSでの「テルミドール」の使われ方
子供の頃ってさ、お祝い事とかでこれ出ると、めちゃアガッたよねー?
最近あんまり見ないけど?#tge897#テルミドールpic.twitter.com/W5uFMG4Qtp— RNサトシ (@takiichan0317) November 23, 2019
伊勢海老のテルミドール ファイヤー??
朝、クール宅急便が来たので、中身を見たらなんと700gもある伊勢海老が・・知り合いにお礼の電話をすると。やはりコロナでかなり安く手に入ったので・・
正月そうそう、感謝‼️☺️
ジンを温めて塩にかけて火を付けて?#伊勢エビ#テルミドール#おうちご飯pic.twitter.com/RcixOZbwf1— グラフティー2020 (@graffiti2020) January 3, 2021
「テルミドール」の類義語
テルミドールの類義語はありませんでした。
「テルミドール」の対義語・反意語
テルミドールの対義語・反意語はありませんでした。