「イカの沖漬け」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イカの沖漬け」の意味とは
イカの沖漬けとは、イカを醤油で漬け込んだ料理のことです。
あらかじめ釣り場(船)に醤油を持ち込んでおき、イカを釣り上げてすぐに生きたまま漬け込むという漁師飯の一つです。
生きたまま漬け込むことでイカが醤油を飲み込むため、体全体に醤油を行き渡らせることができます。
さらに数時間から2~3日間にかけて漬け込めば、イカの隅々にまで味が染み込みます。
このように「沖で漬け込む」ことから「沖漬け」と呼ばれています。
生きているイカを入手しにくい一般家庭では、市販されているイカで代用することが多いです。
また、醤油に酒やみりん等を加えて煮立てたものを漬け汁にする場合もあります。
ちなみに、沖漬けはイカのほかに「アジ」や「キス」「しらす」等にも応用できます。
沖漬けは主に北海道の名物として知られていますが、ホタルイカの沖漬けは富山県が有名です。
「イカの沖漬け」の調理方法
イカの沖漬けの基本的な調理方法を説明します。
まず、漬け汁に関しては醤油がオーソドックスですが、代わりに麺つゆの素を使っても美味しく頂けます。
また、少しだけ手を加えるなら、醤油に酒・みりんを加えた漬け汁も定番です。
作り方はごく簡単で、醤油(1)・酒(1)・みりん(1)といった具合に、同じ比率で合わせたら沸騰する直前まで加熱するだけです。
冷めたら容器に入れておき、イカ釣りに出かける際に持っていきましょう。
イカを漬け込む時の手順は以下の通りです。
1.釣りあげたイカを汁が漏れないタッパーやプラスチックバッグ(ジップロック等)に入れます。
2.あらかじめ用意しておいた漬け汁を投入します。
3.イカが醤油を飲み込むのを確認したら、お家に持ち帰り一晩置きます。
4.醤油を飲み込むと墨を吐くため、漬け汁を一旦捨てて、新しい漬け汁を入れ替えます。
5.冷蔵に入れ数時間~数日間、漬け込みます。
6.目やくちばし、内臓をを切り取って捨てます。
7.そのまま洗わずに、食べやすいように切って盛り付ければ「イカの沖漬け」の出来上がりです。
漬け込み時間は好みによりますが、短いほどイカの鮮度が高く、長いほど味が染みこみます。
時間によって味のバリエーションを楽しめるのもイカの沖漬けならではです。
ちなみに、生きたまま調理する場合にはアニサキスに要注意です。
漬け終わった後のイカの内臓を取り出し、-20度以下に冷凍して死滅させるなどの対策を取ると良いでしょう。
「イカの沖漬け」の例文・用例
イカの沖漬けを使った例文・用例を紹介します。
●イカの沖漬けを酒の肴にして一杯やるか。
●釣ったばかりのイカを沖漬けにする時はアニサキスに気を付けてね。
SNSでの「イカの沖漬け」の使われ方
イカの沖漬け
これが酒に合うんだ? pic.twitter.com/ua5WyqLz5s— とも (@namaehamomo) September 30, 2021
今日の晩御飯
沖漬けのイカ玉丼
く~っ
たまらん 美味しかった?✨✨ pic.twitter.com/YmxFb2RCox— ヒロ★山口 (@mDd7u0liGJl21Jq) October 4, 2021
「イカの沖漬け」の類義語
イカの沖漬けの類義語はありませんでした。
「イカの沖漬け」の対義語・反意語
イカの沖漬けの対義語・反意語はありませんでした。