「アポクリン汗腺」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アポクリン汗腺」の意味とは
アポクリン汗腺とは、汗を分泌する器官である汗腺のうちのひとつです。
アポクリン汗腺自体は産まれたときから存在しますが、特に思春期以降に、体の特定部分(脇の下、乳首、外耳道、肛門周辺、鼻翼、下腹部など)に発育します。
アポクリン汗腺から分泌される汗は白く濁っており、水のほかにタンパク質や脂質、脂肪酸など、独特のにおいのもとになりやすい成分を多く含んでいます。においの強さは、アポクリン汗腺の数や性質によって決まります。独特のにおいの強いワキガ体質の人のアポクリン汗腺はそうでない人に比べ、汗腺量が多く、働きが活発です。
アポクリン汗腺は、もともとはフェロモンの役割をはたしていたともいわれています。
「アポクリン汗腺」の語源
アポクリン汗腺の「アポクリン」(apocrine)とは学術用語で、「離出分泌」を意味します。細胞が部分的に崩壊し、崩壊した細胞片が分泌物に混ざるという、特有の分泌の仕方をする汗腺であることから、このような名称がつけられています。
「アポクリン汗腺」の例文・用例
アポクリン汗腺を使った例文・用例を紹介します。
●アポクリン汗腺が発達している人は耳垢が湿っている。
●アポクリン汗腺の数は遺伝で決まるといわれています。
SNSでの「アポクリン汗腺」の使われ方
一部のサロンや医療脱毛で行っている「ニードル脱毛」。
正直痛みが強く、1本ずつ脱毛するので費用も割高です。しかし、脱毛効果が高い・ワキガの原因になるアポクリン汗腺の一部を破壊できるなど嬉しいメリットもあるので、痛みに強い方・予算に余裕のある方にはおすすめです。#ニードル脱毛
— 脱毛専門メディアしろねこ脱毛 編集部ナナ (@sironekodatsumo) November 13, 2021
ただし、毛抜きでワキ毛を抜いてしまうと、アポクリン汗腺が刺激され、ワキガが悪化する可能性もあるのでやめましょう。
また肌荒れすると、皮膚を保護するために皮脂分泌がさかんになり、ニオイの悪化につながります。
ワキ毛の処理は、やさしく行うように心がけましょう。— 体臭悩み解決 (@VyyKt) November 15, 2021
「アポクリン汗腺」の類義語
アポクリン汗腺の類義語は、アポクリン腺、大汗腺です。いずれも意味は、アポクリン汗腺と同じです。
「アポクリン汗腺」の対義語・反意語
アポクリン汗腺の対義語・反意語はありませんでした。