「カルボニル化」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「カルボニル化」の意味とは
カルボニル化とは、エラスチンやコラーゲンなどのタンパク質と、酸化した脂質の代謝物とが結合することで、黄色くくすんだ肌色に変色させる、資生堂が発見したメカニズムです。
紫外線などのダメージによって発生した活性酸素は、皮脂を酸化させアルデヒドを生成します。
アルデヒドはたんぱく質と結合し、「カルボニル化たんぱく質」となって、肌の黄色いくすみの元となるのです。
カルボニル化は、肌の真皮と表皮のそれぞれで起き、加齢によっても加速すると言われています。
「カルボニル化」の影響
カルボニル化が肌の表皮で起こると、肌は水分を保ちにくくなり乾燥が進んでしまうため、乾燥肌の原因にもなってしまいます。
また、真皮でカルボニル化が起こると、肌のハリを与えるエラスチンやコラーゲンに影響を及ぼし、弾力のない肌になります。
「カルボニル化」の防止に良い食品
カルボニル化を防ぐためには、エゴマ油や亜麻仁油、グレープシードオイルなど、必須脂肪酸である「オメガ3」が含有されている食物を摂取することが有効です。
また、普段から糖質の多く含まれるスイーツなどの食べ物の摂取を控えたり、食事は野菜や海藻などの低GI値のものから摂取すると良いでしょう。
「カルボニル化」の例文・用例
カルボニル化を使った例文・用例を紹介します。
●抗酸化作用を持つ化粧品が、肌のカルボニル化を防ぐのだそうです。
●最近、自分の肌が黄色く感じる…もしかしてカルボニル化?
SNSでの「カルボニル化」の使われ方
黄くすみのもう1つの原因として挙げられるのが、カルボニル化?
こちらはたんぱく質と脂質が関係して黄ばみを作り出してしまうんです?
ちなみに黄くすみの原因として大きいのは、カルボニル化⚡
カルボニル化は抗酸化作用のある栄養素を摂ることで防ぐことができますよ‼ pic.twitter.com/Cjfs6gbh6M
— ayaka@美容垢 (@Beauty_skin_aya) May 24, 2019
糖化とカルボニル化を同じ「タンパク質の変性」と捉えてる人がいるけど、メカニズムは全然違うよ。分かりやすい絵があったので添付。 pic.twitter.com/FdEI2g2VD8
— 山崎智士|サティス製薬 (@satoshi_ymzk) November 10, 2017
「カルボニル化」の類義語
カルボニル化の類義語はありませんでした。
「カルボニル化」の対義語・反意語
カルボニル化の対義語・反意語はありませんでした。