「握る/握り」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「握る/握り」の意味とは
握る/握りとは、ビジネス用語で、顧客や関連部署との合意を取る、すり合わせができているという意味です。
営業で言うところの「握る/握り」は、互いに持つ価値観や、状況、考え方を、一方通行ではなく理解しあうことでもあります。
手間のかかる作業ではありますが、「握る/握り」を丁寧に行うことで、お互いの状況を理解することができます。
ただし、握っても口約束程度では、「そんなこと言ったっけ?」などとかわされてしまうことも多いので、改めて書面で取り交わすのがベストです。
「握る/握り」に必要な4つの要素
握る/握りでは、相手に対し、以下のような点についてあらかじめ合意を取っておくとスムーズです。
目的
何のためにそれをするのか、それが必要なのかを質問します。
幾度も質問をするうちに、相手がどのような目的を持っているかが浮かび上がってきます。
完成のイメージ
具体的にどのような結果にたどり着くのがベストかを相手に確認します。
完成のイメージを持たず、とりあえずの気持ちで始めてしまうと、「こういうものを求めていたわけではない」などとひっくり返されてしまいます。
納期
いつまでに完成したいかを確認します。
必要な時期を過ぎてしまっては、せっかくの成果物も何の意味も持たないものになってしまいます。
予算
お金についてもはっきりと確認しましょう。
その金額の中でできることを最初から伝えておきます。
「握る/握り」の例文・用例
握る/握りを使った例文・用例を紹介します。
●その件はもう握っているから心配ないよ。
●取引先とちゃんと握っておかないと、うまくいかないと思います。
SNSでの「握る/握り」の使われ方
雑誌は、ちょっと奥まったところにあるけどお客と深く握り合えてる、小さなビジネスとして生き残れる感じもするなぁ
— 西田善太 (@ZentaNISHIDA) April 16, 2020
額が出てるってことは業者と握りがあったっぽいな。これもパソナなのか。つうか、ピンハネという言葉を「え、1割抜く?それ良心的じゃん」と死語にした労働者派遣業。手数料ビジネスは規制がないからやりたい放題だもんな。まあ、さすがに税金でやるのはまずい。こりゃ予備費も監視したほうがいいな。 https://t.co/t9wm7jZpqR
— nagaya (@nagaya2013) May 30, 2020
「握る/握り」の類義語
握る/握りの類義語はありませんでした。
「握る/握り」の対義語・反意語
握る/握りの対義語・反意語はありませんでした。