「取捨選択(しゅしゃせんたく)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「取捨選択」の意味とは
取捨選択(しゅしゃせんたく)とは、悪いものや不要なものを捨てて、良いものや必要なものを選び取ることを表す四字熟語です。よく吟味した上で要不要を判断し、その判断に基づいて捨てたり選んだりすることを意味します。
「取捨選択」の語源
取捨選択の元になった故事は特にないため、その語源は定かではありませんが、「取捨」と「選択」はそれぞれ漢語で一般的な語彙として使われていました。
また、古代の中国では取捨選択という概念が自然と存在しており、たとえば、数多くの部下の中から人材の優劣を見極め、優れた人材のみを必要であると判断するということが行われていました。
「取捨選択」の英語表現
取捨選択を英語で表すと次のような表現になります。
・choose~from…(…から~を取捨選択する)
[出典:ジーニアス和英辞典]
「取捨選択」の例文・用例
取捨選択を使った例文・用例を紹介します。
●長い人生の中では、取捨選択の決断を迫られることもある。
●断捨離を成功させるには取捨選択の力が必要だ。
SNSでの「取捨選択」の使われ方
言葉は細胞を変える。成人の体の約60%が水分。その水は毎日見聞きしている言葉を記憶しています。心が穏やかになる言葉は細胞が喜ぶ。逆に怒りや悲しみが湧いてくる言葉は細胞が傷つく。SNSで使われてる言葉も自分で取捨選択することが大切。「ありがとう」「感謝」「愛してる」は口癖にするのが良い☺️
— ダイスケ@食と健康を伝える人 (@Daisuke_F369) June 21, 2022
ミニマリズムも習慣も優先順位をつける練習だったと思う。
ミニマリズム以前は、すべてが大切に思えて手放せなかった。
習慣も毎日のようにやらないとうまくならないし、24時間におさまる習慣は多くはないから、取捨選択せざるを得ない。
犠牲にせざるを得ないことがわかり、判断しやすくなった。
— 佐々木典士 / Fumio Sasaki (@minimalandism) June 24, 2022
「取捨選択」の類義語
取捨選択の類義語は「取捨分別」や「二者択一」です。
「取捨分別」は、良いものを取り、悪いものを捨てて、ものの区別をつけわきまえることを意味します。
「二者択一」は、二つの事柄の、どちらか一方を選ぶことを意味します。
などが挙げられます。
「取捨選択」の対義語・反意語
取捨選択の対義語・反意語は、四字熟語としては特にありませんが、反対の意味を表す言葉としては、「選択の余地はない」、「選択の幅がない」といった表現
が挙げられます。