「オンザベース」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オンザベース」の意味とは
オンザベースとは、頭皮に対して垂直に板状の毛束を引き出すこと、または頭皮に対して垂直に引き出された板状の毛束のことです。
オンザベースは髪の毛を切る長さを決める基準として用いられます。カットの際は毛束をとるときに隣接したカット済みの毛束を基準として、一緒に巻き込みながら引き出すようにします。長さの異なる板状の毛の束を、基準となるオンザベースに合わせて切り揃え、新しく板状の毛束を取る際の基準としていきます。
オンザベースはカット技術の中で最も基本となる技術ですが、正確さを突き詰めると難易度の高い技術であるといわれています。オンザベースの精度を高めるための練習方法としては、トップから前髪、襟足までヘア全体を、順を追って同じ長さに切り揃えるセイムレイヤーが知られています。セイムレイヤーカットは耳や首の周り、後ろの部分など、すべての部分で正確に毛束を直角に取り出していかないと美しいフォルムにならないため、カット技術の正確さをチェックするのに適しています。
「オンザベース」の例文・用例
オンザベースを使った例文・用例を紹介します。
●全体的にオンザベースでカットして立ち上がりやすくした。
●オンザベースでスパイラルパーマをかけてみた。
SNSでの「オンザベース」の使われ方
私の説明が悪いのかと思い色々説明を考えながら終いには「ここは頭皮に対して90度の角度でオンザベースでレイヤーで切るの」と的確に教えてるのに、やってることは45度の角度でグラデーションに切ってるから、もう一度美容学校行き直して欲しい。
— カノン (@kanon0402sa) May 1, 2018
美容の技術って本当のことと 違うの知ってますか?グラデーションやオンザベースでは真っ直ぐ気っても頭は丸いので真ん中が短くなりますhttps://t.co/bdApVGkbV7
— 仮住まいの美容師の美容技術研究所 (@lideadrycut) May 21, 2019
「オンザベース」の類義語
オンザベースの類義語は「オン・ザ・ベース」、「オンベース」、「ガイドライン」、「ベースライン」と呼ぶこともあります。いずれも意味はオンザベースと同じです。
「オンザベース」の対義語・反意語
オンザベースの対義語・反意語は「オンザスキン」です。「オンザスキン」とは、頭皮に対して角度をつけずに毛束を取り出すことをいいます。