「WS(ワンダースワン)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「WS(ワンダースワン)」の意味とは
WS(ワンダースワン)とは、バンダイが発売していた携帯型ゲーム機のことです。
英語で「WonderSwan」と表記することから、頭文字を取って「WS」と略称されます。
開発・設計はゲームボーイの生みの親である横井軍平が起業したコト社が手がけています。
1999年3月4日に定価4,800円で発売されました。
同時期のライバル製品「ゲームボーイカラー」や「ネオジオポケットカラー」の標準価格が8,900円(※)であったのに対し、比較的安価に手に入れることができました。
(※ゲームボーイカラーは99年4月に標準価格を6800円に値下げしています)
互換シリーズとして2000年12月発売の「ワンダースワンカラー」、02年7月発売の「スワンクリスタル」があります。
元々ワンダースワンは低価格&省電力の携帯ゲーム機を売り出すためモノクロ仕様にこだわっていましたが、翌年発売の「ワンダースワンカラー」からカラー仕様に踏み切りました。
シリーズ累計販売台数はおよそ330万台以上と推定されます。
一時期では任天堂やSNK社など、他社製品の携帯ゲーム機が市場にひしめく中で、小規模ながら一定の占有率を獲得していました。
しかし、2001年3月、任天堂の「ゲームボーイアドバンス」発売を皮切りに人気が低迷し、2003年2月に受注生産への移行の発表をもって、事実上の撤退となりました。
ちなみにカラーバリエーションとして以下7種があります。
・シルバーメタリック
・ブルーメタリック
・パールホワイト
・スケルトンピンク
・スケルトンブルー
・スケルトングリーン
・スケルトンブラック
いずれも99年3月4日の発売から提供されています。
「WS(ワンダースワン)」の仕様
ワンダースワンの基本的な仕様について説明します。
まず、操作ボタンとして画面右側に「A」「B」の2ボタン、左側に「X」「Y」の2種の十字キーが備え付けられています。
また、中央下部には「サウンドボタン」「スタートボタン」が配置されています。
そのほか「コントローラー調整つまみ」が搭載されています。
ヘッドホンを使用するには、拡張端子に挿入できる専用アダプターを経由して接続する必要があります。
音量はサウンドボタンを押すごとに「小」「オフ」「大」と切り替わる仕様になっていました。
デフォルトは「大」で、なおかつ音量変更を保存できなかったため、「小」または「オフ」にしたい場合は、ゲーム機を起動する度に変更しなければなりませんでした。
しかし、後継シリーズのスワンカラーから初期音量が設定できるように修正されています。
「WS(ワンダースワン)」で遊べる主なソフトウェア
人気を博したワンダースワン対応のゲーム作品として以下5作を挙げることができます。
・ファイナルファンタジー
・ファイナルファンタジーII
・チョコボの不思議なダンジョン
・スーパーロボット大戦COMPACT
・GUNPEY
上記は03年3月時点におけるシリーズ全体の販売本数ベスト5に入っています。
「WS(ワンダースワン)」の例文・用例
WS(ワンダースワン)を使った例文・用例を紹介します。
●ネットオークションで懐かしのワンダースワンを手に入れた。
●実家で見つけたワンダースワンの限定モデル、高く売れるかな?
SNSでの「WS(ワンダースワン)」の使われ方
完全にゲームするぞモードのまま中断されるとなかなか辛い。ワンダースワンがあったので遊んでみても良いかも pic.twitter.com/EKxw5QOPEY
— 毬乃 (@Marinonta) November 13, 2022
20年ぶりにワンダースワン起動成功
凄い目が疲れる・・・ pic.twitter.com/5BICf7vfG8— 名無しさん@茨城 (@nameless_ib) November 12, 2022
「WS(ワンダースワン)」の類義語
WS(ワンダースワン)の類義語はありませんでした。
「WS(ワンダースワン)」の対義語・反意語
WS(ワンダースワン)の対義語・反意語はありませんでした。