「沼」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「沼」の意味とは
沼とは、知的障害という意味や、アニメなどにハマりこんでしまう様子という意味です。
ネットで使われる「沼」には、大きく分けて2つの意味が込められています。
1つ目は知的障害を表す「池沼」を略した「沼」であり、意味は元の言葉より転じて「行動が不審でなにを言っているか分からない人」です。
もう1つは主にアニメなどにハマり過ぎてしまうひとを指す「沼落ち」という単語で、これを略して「沼」ということがあります。
このように「沼」という単語は、大きく分けて2つの意味がある言葉です。
どちらの意味で使われているかは、前後のやり取りや文章から判断するしかないでしょう。
どちらもネット上で使われることがほとんどで、言葉の分類としてはネットスラングとなります。
また「池沼」の方が古い時代から存在しており、「沼落ち」の方は近年になって使われるようになった単語です。
そのためインターネット古参の多いスレッドなどでは、「沼」は「池沼」の意味で使われている可能性が高くなるので覚えておくとよいでしょう。
どちらの意味を表す「沼」であったとしても、両者ともにネガティブな要素を含む単語です。
自身で使用する際は、その点に注意をして使ってください。
「沼」の語源
「沼」は上述した通り意味が2つあるため、それぞれに語源があることとなります。
1つ目の「池沼」であれば、「知的障害」の当て字を取って「池沼」となり、更に略したものが「沼」です。
知的障害そのものを指すことはほとんどなく、知的障害を疑うような言動を揶揄するための単語となっています。
ネガティブなニュアンスの言葉であり、相手を煽ったり嫌味を言うために使われる言葉です。
もう1つの「沼落ち」は、主にアニメなどに対して沼に嵌まり込んでしまうようにのめり込んでいる様を表しています。
この「沼に落ちていくよう」を「沼落ち」とし、更に略したものが「沼」となっています。
「沼にはまり込むように」という表現からも分かる通り、こちらの単語もニュアンスとしてはネガティブなものです。
池沼に関しては少なくとも2004年頃にはすでに使われていた単語であり、沼落ちに関しては2015年頃から使われ始めた単語となっています。
そのため「沼」が使われているスレッドや人が、ネット古参かどうかでも「沼」が意味するものが予想できるのです。
「沼」のそれぞれが使われやすい場面
沼は、それぞれの意味で使われやすい場所がある単語です。
すでに説明の通りに、「沼」の意味には「池沼」と「沼落ち」がありました。
また池沼と沼落ちが出始めた時期に違いがあるため、それぞれの意味で使われる場面や場所に特徴があるのです。
比較的古くから使われていた「池沼」という意味であれば、主に2ちゃんねるなどのネット掲示板上で使われることが多くなっています。
ネット掲示板はインターネットを昔から使用している、いわゆるネット古参が多く存在しているためです。
一方の「沼落ち」の意味で使われることが多いのは、SNSなどのコメントとなります。
「沼落ち」の意味は近年出てきたものなので、比較的ユーザー年代の若いSNSなどの方で多く見かけることがあるのです。
当然どちらの意味で使われているかは、前後のやり取りや文章から判断すべきですが、このように使われる場面や場所からも判断することもできます。
「沼」の例文・用例
沼を使った例文・用例を紹介します。
●この板ヤバいだろ。沼 が湧き過ぎて訳わからない。
●思ってた以上に沼 に落ちるの早かったなぁー。
SNSでの「沼」の使われ方
絶賛♥️♠️♣️♦に沼中です
よろしくお願いします!#あんスタ絵描きさんと繋がりたいpic.twitter.com/rp3VQPEkNs— 南 (@sakanars_06) March 2, 2020
池沼すぎてヤバい笑笑
逆ギレ乞食エグいて pic.twitter.com/7nb98RaeJi— watatami (@whatakam07) March 2, 2020
「沼」の類義語
沼の類義語は、「低脳者や病みつきになる」です。
沼の意味のうち、池沼に対する類義語は低脳者となります。
意味は池沼と同じで、知恵が無い様に見える様子です。
また、沼の沼落ちに対する類義語は病みつきになるとなります。
ドップリとハマる様子を別の言葉で表すと、この病みつきになるが当てはまるのです。
そのためそれぞれの意味に対する類義語として、低脳者と病みつきになるが挙げられるでしょう。
「沼」の対義語・反意語
沼の対義語は、「常識人や退屈する」です。
意味は常識人では常識のある人で、退屈するは飽きて暇を持て余す様子です。
沼の池沼に対する対義語が常識人となり、沼落ちに対する対義語が退屈するとなっています。
池沼は意味の分からない言動をする人を指しているので、常識ある言動をする人を意味する常識人が対義語です。
また沼落ちはドップリとハマる様子を表していたので、対義語には飽きてしまうことを表す退屈するが当てあまります。