「スケルツァンド」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「スケルツァンド」の意味とは

スケルツァンドとは、「軽快に、おどけて、たわむれるように」という意味の音楽用語です。

「スケルツァンド」の語源

スケルツァンドは、イタリア語で「scherzando」と書きます。「おどける、たわむれる」と言う動詞の「scherzare」に、現在進行形を表す「ando」を加えて「scherzando」となりました。

もともとは子供がはしゃいでいるように自由で無邪気なイメージや、フレンドリーで明るく面白い冗談を言うといったイメージを持つ言葉で、音楽を演奏する際の表現として使われるようになりました。

「スケルツァンド」の音楽用語としての分類

スケルツァンドは、音楽用語としては「発想記号」というものに分類されます。

発想記号とは、音符や休符では表しきれない曲のイメージや表現の仕方、作曲者の想いなどを表している記号のこと。譜面の最初に書かれており曲全体のイメージを表している場合もあれば、譜面の途中に出てきてその部分の表現方法を指示している場合もあります。

楽譜にスケルツァンドと書かれていたら、無邪気で軽やかな、楽しいイメージを持って演奏しましょう。

「スケルツァンド」が使われている曲

スケルツァンドが使われている楽曲は、

  • ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 第3楽章 アレグロ・スケルツァンド」
  • ベートーベン「交響曲第8番 第2楽章 アレグレット・スケルツァンド」

などがあります。また、

  • 江原大介「スケルツァンド」

は、2017年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲に選出されています。吹奏楽部や吹奏楽団に所属している人は、スケルツァンドといわれると、この曲をイメージすることが多いようです。

「スケルツァンド」の例文・用例

スケルツァンド

スケルツァンドを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ここの部分にはスケルツァンドと書かれているので、聴いている人をワクワクさせるような、もっと軽やかな感じで吹いてみてよ。
●コンクール課題曲の「スケルツァンド」は難しいですが、演奏できるようになったらとても楽しい曲だと思います。

SNSでの「スケルツァンド」の使われ方

「スケルツァンド」の類義語

スケルツァンドの類義語は、「スケルツォーソ」です。

イタリア語で「scherzoso」と書き、スケルツァンドと同じく「おどけて、たわむれるように」といった意味を持つ発想記号です。

「スケルツァンド」の対義語・反意語

スケルツァンドの対義語には、「ぺザンテ」「マエストーソ」などがあります。

ぺザンテはイタリア語で「pesante」と書き「重々しく、重厚に」といった意味を持っています。マエストーソはイタリア語で「maestoso」と書き「おごそかに、重々しく」といった意味があります。