「自責点」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2019-12-11

「自責点」の意味とは

自責点とは、「投手の責任で失った点」という意味です。

自責点は、「自分の責任で取られた点」のこと。「自分」とは「投手」を指します。

ざっくり言うと、投手の責任で出塁した走者が点になれば自責点です。逆に、野手がエラーして出塁した走者が点になれば自責点にはなりません。

防御率の計算方法は、「防御率 = (自責点 × 9) ÷ 投球回数」で求めます。つまり自責点かそうでないかは投手の成績に影響するわけです。

【自責点にならないケース】ツーアウトで打者をサードゴロに打ちとる。しかしサードがエラー。走者一塁。次の打者に三塁打を打たれ一塁走者が生還。この時、投手は失点1、自責点0になる。

サードがエラーしなければチェンジだったので、極端な話、そのイニング中は、以降、何本ホームランを打たれても自責点は0です。

【自責点になるケース】投手がツーベースを打たれて走者二塁。次の打者にヒットを打たれて二塁走者が生還。この時、投手は失点1、自責点1になる。

自責点の判断基準は、「失策が無くても生還出来たかどうか」です。自責点にならないと思われるケースでも、実は以下のケースのように自責点になる場合もあります。

ワンアウト走者三塁。三塁前にボテボテのゴロ。三塁手がファンブル(お手玉)。その間に三塁走者が生還。

この場合、ファンブル(お手玉)していなくても、走者が生還していたと記録員が判断すれば、投手に自責点がつく場合があります。

また、イニングの途中で投手が交代した場合、原則は、前の投手が残した走者は前の投手の責任になります。

「自責点」の例文・用例

自責点

自責点を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●7回自責点1の見事なピッチングで10勝目を挙げた!
●千賀選手は6回を2失点自責点1にまとめました。

SNSでの「自責点」の使われ方

「自責点」の類義語

自責点の類義語はありませんでした。

「自責点」の対義語・反意語

自責点の対義語・反意語はありませんでした。