「正味」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「正味」の意味とは
正味とは、肉・魚介・野菜・果物などの、皮や骨・種子・包装などを除いた、実際に使う部分の分量のことです。つまり、食べられる部分の分量を指します。
たとえば、レシピに「柿正味100g用意してください」と書かれていたり、精肉のパックのラベルに「正味400g」と書かれていたりします。
読み方は「しょうみ」です。
「正味」の語源
正味の「正」には、「本来の、主となる」という意味があります。 また「味」には、「物事の内容、中身」という意味があります。 つまり正味という言葉は、「本来の内容、主となる中身」という意味を持ちます。
「正味」の別の意味や使われ方
食べ物に関する用語としてだけでなく、「昼休みを除いて、正味8時間働いた」など、「実質的な数量」を表すのにも使われます。さらに、関西弁や若者言葉で「実際のところ・正直なところ」という意味でも使います。たとえば、「正味は話、シャレにならんで」のように使います。
「正味」の例文・用例
正味を使った例文・用例を紹介します。
●かぼちゃ、正味500gを用意してください。
●正味200gというのは、皮を剥いた後のグラム数だよ。
SNSでの「正味」の使われ方
どうして金欠なのに普通にバレンタインしてるんだろうわたし?まあいっか楽しいし??2枚目は端切れたちだけど正味ここが1番美味しいよね?? pic.twitter.com/41LJulWU4E
— 松本こまち (@an_komachi_gel) February 14, 2023
《工場だより》#黒にんにく 発酵16日目
12.54kg – 4.28kg = 正味8.26kg
1日で80g減の安定期。
今回、これだけ発酵がはやいので、味次第ですが釜出し早いかもですね。
寒がりなので今日も床から津々と冷え込みますが、70度の発酵釜でにんにくの臭いをしっかりしみこませて頑張ってきます! pic.twitter.com/FIdqHA3uHU
— ガリプロ店長【公式】 (@GarliproS) February 14, 2023
「正味」の類義語
正味の類義語は「正目(しょうめ)」や「純量」、「ネット(NET)」です。いずれも意味は正味と同じです。
「正味」の対義語・反意語
正味の対義語・反意語は「風袋(ふうたい)」や「皆掛(かいがけ)」です。「風袋」は「重さを測るときの容器」「外観」などを指しています。「皆掛」は「ものを容器ごと測ること」を意味しています。