「グロス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「グロス」の意味とは
グロスとは、18ホールすべてのホールのスコアを足し合わせた数字という意味です。
例えば、18ホールのトータルスコアが「72」のプレーヤーは、グロススコア「72」となります。
つまり、ハンディキャップを持っていないプレーヤーがラウンドした際のスコアは、すべてグロススコアとなります。
「グロス」の語源
グロスの語源は、英語の「gross」で、意味は「総額」「合計」「粗い」などです。
ゴルフでは、ハンディキャップを持っていないプレーヤーのスコアは、すべて実力通りのスコアとなります。
それを「粗いスコア」という意味で「グロス」と呼ぶようになりました。
「グロス」の歴史
ゴルフは、15世紀頃にスコットランドで始まったとされていますが、その頃から「グロス」という言葉が使われていたようです。
当時のゴルフは、現代のゴルフとは異なり、ハンディキャップ制度が存在しませんでした。
そのため、グロススコアがプレーヤーの実力を示す唯一の指標であったと考えられます。
「グロス」とネットスコアの違い
グロススコアと類似した言葉に、「ネットスコア」があります。
ネットスコアとは、グロススコアからハンディキャップを差し引いたスコアのことを指します。
ハンディキャップとは、ゴルファーの技量差を調整するための仕組みです。
ハンディキャップが低いプレーヤーは、グロススコアが同じでもネットスコアは高いため、ハンディキャップを持っていないプレーヤーよりも有利になります。
アマチュアゴルファーによるコンペなどでは、ハンディキャップを用いて公平な競争を行うことが一般的です。
この場合、グロススコアは参考程度の数字となりますが、ハンディキャップを持たなかったり、低かったりするプレーヤーにとっては、グロススコアが実力を表す重要な指標となります。
「グロス」の例文・用例
グロスを使った例文・用例を紹介します。
●今日のゴルフは、グロススコアで3位でした。
●先輩はさすがグロスで89と、安定のスコアでした。
SNSでの「グロス」の使われ方
昨日放送が有りました!
吉本⛳️G-1ゴルフ大会🏌️♀️何とか優勝🏆️出来ました!グロスでは遠藤君が1位ですが 三位対までのプレイオフで🏆️
2022年は完全優勝目指します❗️今日は蛍原君とYouTubeホトゴルフの収録📠僕が 負けると 来年1年間僕の事を、巨人ちゃん って呼んでも良いって条件で😧さて・。 pic.twitter.com/NPMCScod5R
— オール巨人 (@HgZ6F9iFfu06Xw2) December 27, 2021
今日は茨城県稲敷市の霞南ゴルフクラブでプレーをして来ました。
天候曇り 気温17~23℃ 風2~4m
スコア イン49 アウト47 グロス96
初めてのゴルフ場で、グリーンが大きく、3パットを4回
池ポチャ1回もしてしまいました。 pic.twitter.com/joH327QPn5— タカタカさん (@RtHRc3vJwIJZXob) October 21, 2019
「グロス」の類義語
グロスの類義語は、「トータルスコア」です。
意味は、18ホールすべてのホールのスコアです。
「グロス」の対義語・反意語
グロスの対義語・反意語は、「ネットスコア」です。
意味は、グロススコアからハンディキャップを差し引いたスコアです。