「トライアングル」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「トライアングル」の意味とは
トライアングルとは、ボールを持っている味方選手に対し、三角形の布陣をキープすることで、パスを出しやすくする戦術という意味です。
ボールを持っている選手を中心に、左右に2人の味方選手がポジショニングし、三角形を作ります。
このとき、三角形の頂点にいる選手は、ボールを持った選手からパスを受けやすく、また、ボールを持たない選手は、パスを出す位置に早く移動することができます。
「トライアングル」の語源
トライアングルは、英語の「triangle(三角形)」に由来します。
サッカーにおいては、トライアングルの形状を意味する言葉として使われていますが、一般的な意味としては「三角形」という意味です。
「トライアングル」の歴史
トライアングルは、1970年代にブラジルのサッカーチーム「サントス」が、トライアングルを駆使したパスサッカーで世界を席巻したことで広まりました。
当時サントスの主将だったペレは、トライアングルを「パスサッカーの基本」と語っています。
サントスは、トライアングルを駆使したパスサッカーで、1962年と1963年のFIFAワールドカップで優勝を果たしています。
サントスのパスサッカーは、サッカー界に大きな影響を与え、現在でも世界中の多くのチームがトライアングルを戦術に取り入れています。
「トライアングル」の利点
トライアングルの利点は、以下のとおりです。
ボールを持っている選手がパスを受けやすくなる
ボールを持っている選手が、パスを出す選手の近くに位置することで、パスを受けるタイミングやコースを広げることができます。
また、パスを出す選手も、ボールを持っている選手の動きに合わせて、パスを出す位置を調整することがで可能です。
パスを出す選手が、パスを出す位置に早く移動できる
ボールを持っている選手の近くに位置することで、パスを出す位置に早く移動することができます。
また、パスを出す選手同士が連携することで、スムーズにパスの出し合えます。
パス回しがスムーズになり、攻撃のテンポアップにつながる
トライアングルを意識することで、パス回しがスムーズになり、テンポのよい攻撃につながります。
守備の選手をかく乱し、ボール奪取のチャンスを増やす
トライアングルを形成することで、守備の選手を乱し、ボール奪取の機会を増やすことができます。
例えば、ボールを持っている選手の周りにトライアングルを形成することで、守備の選手はボールを持っている選手をマークしにくくなります。
また、ボールを持っている選手とパスを出せる選手の間でボールを回すことで、守備の選手を翻弄します。
「トライアングル」の例文・用例
トライアングルを使った例文・用例を紹介します。
●今日もトライアングルでボールを繋ぐ練習をしました。
●トライアングルはサッカーの基本と言える戦術です。
SNSでの「トライアングル」の使われ方
サッカーではトライアングルを作ることが大事だと言われる。しかし、ただトライアングルを作ればパスが回るかというと難しい。静的なトライアングルでパスを回すためには出し手に高い技術が要求される。 pic.twitter.com/BIPlllOhS8
— footballhack.jp (@silkyskill) June 10, 2019
【今日の練習メニュー!】
【ドイツ流】2ゾーンで展開するボール回しトレーニング!
サッカーの基本でもあるトライアングルでのパスワークを鍛えるトレーニングです。常にパスコースを確保するオフザボールの時の動きがとても大切です。https://t.co/O8rHVSsiVZpic.twitter.com/BWlIVQ05wm— Aruga コーチング ラボ (@sharetr_soccer) April 10, 2017
「トライアングル」の類義語
トライアングルの類義語はありませんでした。
「トライアングル」の対義語・反意語
トライアングルの対義語・反意語はありませんでした。