「ブランチ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ブランチ」の意味とは

ブランチとは、朝食を兼ねた昼食や寝坊などで遅くにとる朝食のことです。これは和製英語ではなく欧米でできた言葉です。19世紀にイギリスの週刊誌が取り上げたことがきっかけとなり、アメリカやカナダなどの欧米諸国を中心に流行するようになったとされています。
本来ブランチとは、主に午前10時以降にとる朝食兼昼食を指しますが、日本では午前中にとる朝食兼昼食をブランチを呼ぶことが多いです。

ブランチ市場は週休二日制が浸透したことによって生まれたとされています。一流ホテルやカフェなどでは、休日の朝食と昼食を兼ねたブランチプランが提供されており、宿泊客だけでなく一般客の利用も増えています。パンケーキやトースト、サラダ、卵料理といった朝食の定番メニューだけでなく、肉や魚介を使ったボリュームのある料理や豪華な料理が提供されることもあります。
ブランチはメニューや食事の細かい時間帯に関わらず、「朝ご飯が遅くなってしまったときにとる、朝昼兼用の食事」といえます。

「ブランチ」の語源

ブランチとは朝食を意味する英語「breakfast(ブレークファースト)」と昼食を意味する英語「lunch(ランチ)」から成る合成語で、英語では「brunch」と表記します。

「ブランチ」の別の意味

日本語で同じ発音をするものに「(会社などの)組織の部門」を表す「branch」があります。これは元々「枝」という意味から派生し、「枝分かれしたもの」を表す言葉です。
ビジネス用語で「ブランチ」といわれたときに混同しないように気をつけましょう。

「ブランチ」の例文・用例

ブランチ

ブランチを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今度の土曜日はゆっくり起きてブランチにしよう。
●たまにはホテルで優雅にブランチしてみたい。

SNSでの「ブランチ」の使われ方

「ブランチ」の類義語

ブランチの類義語は「小昼」です。「小昼」とは朝食と昼食の間に食べる軽食を指し、「ブランチ」のように朝食と昼食を兼ねた食事のことではありません。

「ブランチ」の対義語・意語

ブランチの対義語・反意語はありませんでした。