「満身創痍(まんしんそうい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「満身創痍」の意味とは
満身創痍(まんしんそうい)とは、身体全体が傷だらけであること。転じて、精神的にも大きなダメージを受けている状態
https://www.youtube.com/watch?v=8DIg5hPVlMk
を表す四字熟語です。特に、古典文学や歴史物語などで戦士や武将が激しい戦いの末に全身に傷を負った様子を表現する際によく使われる表現です。
「満身創痍」の語源
「満身」は「全身」、「創痍」は「傷」という意味です。これら2つの言葉が組み合わさって、「身体全体が傷だらけであること」という意味を表します。
「満身創痍」の英語表現
満身創痍を英語で表すと次のような表現になります。
・battered and bruised
例文:
The boxer was battered and bruised after the fight.
(ボクサーは試合後、全身傷だらけだった。)
[出典:ジーニアス英和辞典]・wounded and weary
例文:
The soldiers were wounded and weary after the long march.
(兵士たちは、長い行軍の後、傷つき疲れ果てていた。)
[出典:英辞郎 on Web]
「満身創痍」の例文・用例
満身創痍を使った例文・用例を紹介します。
●戦争の悲惨さを目の当たりにした兵士たちは、満身創痍で帰還した。
●彼は過酷な闘病生活で満身創痍の状態だ。
SNSでの「満身創痍」の使われ方
いよいよなのかな
もぅいいよ
好きな物を好きなだけ食べようね
って 食べないけど満身創痍
17歳まで よくぞ頑張った
ありがとう ごんちゃんまだ 生きちょるよ🐶 pic.twitter.com/RjMwDHyH0h
— じょんこ (@JYONKO1229) February 26, 2024
特急しらさぎ用の681系。
このボロボロっぷりを見ると本当に満身創痍なんだなと感じてしまう。。
北陸新幹線の敦賀延伸後も吹田工場で整備される・・のか余剰となりボロボロの状態で最期を迎えるのか。 pic.twitter.com/7KJlb1I6Hr
— えぬ (@Cocoa_189_510) March 2, 2024
「満身創痍」の類義語
満身創痍の類義語は「疲労困憊(ひろうこんぱい)」です。
「疲労困憊」は、疲れ果ててしまうことを意味する四字熟語です。
四字熟語以外では、「ボロボロ」、「傷だらけ」などの言葉が類義語として挙げられます。
「満身創痍」の対義語・反意語
満身創痍の対義語・反意語は「平穏無事(へいおんぶじ)」や「無病息災(むびょうそくさい)」です。
「平穏無事」は、変わったことが起こらず、穏やかであるさまを表す四字熟語です。
「無病息災」は、病気をせず健康であることを表す四字熟語です。