「不偏不党(ふへんふとう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「不偏不党」の意味とは
不偏不党(ふへんふとう)とは、どちらにも偏らず、味方しないこと
を表す四字熟語です。
不偏不党は、公平性や中立性を重視する様々な場面で重要視されます。例えば、裁判官が判決を下す際には、不偏不党の立場から判断する必要があります。また、ニュース記事は、不偏不党の立場で書かれなければなりません。
「不偏不党」の語源
「不偏不党」の「不偏」は偏らないこと、「不党」は味方しないこと、を表します。「不偏不党」はそれらを合わせた言葉です。「不偏不党」は中国古代の哲学者墨子の著書『墨子』に見られる言葉です。
「不偏不党」の英語表現
不偏不党を英語で表すと次のような表現になります。
・impartial
・neutral
・objective
[出典:ジーニアス和英辞典]
「不偏不党」の例文・用例
不偏不党を使った例文・用例を紹介します。
●ニュース記事は、不偏不党の立場で書かれなければならない。
●彼は常に不偏不党態度で物事を判断する。
SNSでの「不偏不党」の使われ方
これが日本のメディア業界…
自社の意向に沿わない政党や政治家を権力者の監視と都合よく使い徹底的に潰しに来る…
また青山氏のような何ら落ち度のない政治家に対しては報道すらしない徹底した無視状態…
不偏不党、中立公正公平さを欠き、国民の知る権利さえも奪う日本のメディアってどうなの? https://t.co/yArydYULjY— 01 (@niko3143) April 29, 2024
あなたたち、このような応援の声は一切掲載しないじゃないですか。それでいてこの批判はないでしょう。都合の悪い『応援』は隠して、公正、不偏不党を語るのですか。 https://t.co/IRy9SPIT9jpic.twitter.com/F7UGcYu6D9
— タカラ むねのり/高良宗矩🌺石垣市議会議員🌺 (@takara_munenori) April 24, 2024
「不偏不党」の類義語
不偏不党の類義語は「無私無偏(むしむへん)」や「公平無私(こうへいむし)」です。
無私無偏とは、自分の利益だけをはかることなく、公平であることを指す四字熟語です。公平無私は平等で、個人的な判断に走らないことを指す四字熟語です。
「不偏不党」の対義語・反意語
不偏不党の対義語・反意語は「依怙贔屓(えこひいき)」や「判官贔屓(ほうがんびいき)」です。
依怙贔屓は自分の気に入っている人だけの肩を持つこと、判官贔屓は弱い者に同情し、味方したり応援したりすることを指す四字熟語です。