「不偏不党(ふへんふとう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「不偏不党」の意味とは

不偏不党(ふへんふとう)とは、どちらにも偏らず、味方しないこと

を表す四字熟語です。
不偏不党は、公平性や中立性を重視する様々な場面で重要視されます。例えば、裁判官が判決を下す際には、不偏不党の立場から判断する必要があります。また、ニュース記事は、不偏不党の立場で書かれなければなりません。

「不偏不党」の語源


「不偏不党」の「不偏」は偏らないこと、「不党」は味方しないこと、を表します。「不偏不党」はそれらを合わせた言葉です。「不偏不党」は中国古代の哲学者墨子の著書『墨子』に見られる言葉です。

「不偏不党」の英語表現


不偏不党を英語で表すと次のような表現になります。

・impartial
・neutral
・objective
[出典:ジーニアス和英辞典]

「不偏不党」の例文・用例

不偏不党を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ニュース記事は、不偏不党の立場で書かれなければならない。
●彼は常に不偏不党態度で物事を判断する。

SNSでの「不偏不党」の使われ方

「不偏不党」の類義語

不偏不党の類義語は「無私無偏(むしむへん)」や「公平無私(こうへいむし)」です。
無私無偏とは、自分の利益だけをはかることなく、公平であることを指す四字熟語です。公平無私は平等で、個人的な判断に走らないことを指す四字熟語です。

「不偏不党」の対義語・反意語

不偏不党の対義語・反意語は「依怙贔屓(えこひいき)」や「判官贔屓(ほうがんびいき)」です。
依怙贔屓は自分の気に入っている人だけの肩を持つこと、判官贔屓は弱い者に同情し、味方したり応援したりすることを指す四字熟語です。

四字熟語

Posted by 亜樹南川