「リンクポピュラリティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「リンクポピュラリティ」の意味とは
リンクポピュラリティとは、Webページに集まっている外部リンクの数と質を判断し、Webページの重要度や人気度を測ろうとする考え方です。
外部リンクをそのWebページの人気を計る要素として、Google等の検索エンジンは判断しています。外部リンクが集まっているWebページのほうが外部リンクの集まっていないサイトよりも「ユーザーから支持を集めている人気のWebページ」と判断し、優先的に検索結果の上位に表示させることで、質の高い検索結果になるよう仕組まれています。
「リンクポピュラリティ」の語源
リンクポピュラリティは、英語の「link popularity」がそのままカタカナ語として日本語に取り入れられたものです。WEBに関する用語は日本語に置き換えるのが難しいため、英語がそのままカタカナ語として使われることが多いです。
「link」は、ハイパーリンクのことで、インターネット上で、あるWEBページから別のWABページへ接続することを意味します。
「popularity」は、「人気」「評判」「流行」「大衆性」を表す語です。「link popularity」で、インターネット上のリンクを活用して、WEBサイトの人気を測るという意味になります。
「リンクポピュラリティ」の特徴
「リンクポピュラリティ」は直訳すると「参照重要度」です。
リンクを一種の支持投票とみなし、多くの質の高いリンクを集めるサイトは、高い支持を受けていると判断します。そして、検索結果リストの中で優位に扱う、というアルゴリズムです。
リンクポピュラリティの計算では、外部リンクの「数」と「質」を分析することでページの良し悪しを判断しています。
外部リンクの「数」とは、Webページに外部から貼られているリンクの数量をさします。Googleなどの検索エンジンは、外部リンクを支持票とみなすので、リンクが多く集まっているサイトをリンクの少ないサイトよりも人気サイトであると評価します。
外部リンクの「質」とは、リンクを設置しているサイトの品質をさします。人気を集めていないサイトと、人気があり多くのアクセスのあるサイトがあった場合、質が高いリンクは、人気を集めているサイトからのリンクとなります。また、関連性の高いページのリンクを集めることにより自分のページの評価は上がります。
そのため、質の良いリンクを集めることのほうがたくさんのリンクを集めることよりも重要であり、検索エンジンからも評価されるといった場合があります。
リンクポピュラリティの考え方は、世界中のWEBサイトに精通したユーザーに「よいサイトはどれですか?」と訪ねた結果と近いものを、機械的に見つけ出そうとする試みであり、とても優れた評価方法です。今後も検索エンジンの重要な検索アルゴリズムの一つとして考慮され続けると考えられています。
「リンクポピュラリティ」の例文・用例
リンクポピュラリティを使った例文・用例を紹介します。
●リンクポピュラリティを考慮に入れたウェブ設計をする。
●リンクポピュラリティの考え方を学ぶ。
SNSでの「リンクポピュラリティ」の使われ方
よく制作会社の人はペルソナとかターゲティングとか言うけど、たいていは潜在顧客しか見てない。リンケラティ(リンクしてくれる可能性および能力のある人々)もターゲットに含めないと、リンクポピュラリティも検索順位も上がらないのにね
— 住 太陽 (@motoharusumi) April 20, 2010
昔、SEOとか知らない人たちに「検索結果って人気順なんでしょ?」と聞かれ、「いやいや!テキストマッチとリンクポピュラリティってのがあってね。」なんて得意げにSEOを解説したりしたけど、ほんとに人気順になる時代が来るとはなあ。
— よしたけ(ふくどん) (@yoshitake_f) April 12, 2017
「リンクポピュラリティ」の類義語
リンクポピュラリティの類義語はありませんでした。
「リンクポピュラリティ」の対義語・反意語
リンクポピュラリティの対義語・反意語はありませんでした。