「ナムル」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ナムル」の意味とは
ナムルとは、野菜や山菜をごま油などの調味料で和えた料理のことです。韓国では定番の家庭料理となっています。
「ナムル」の語源
ナムルは韓国語の「나물(ナムル)」の読み方がそのまま日本でも定着した名称です。
元々は「食用の野菜・野草・山菜。またそれらを調理したもの」という意味があり、そこから野菜の和え物の総称になっています。
その中で、生野菜を和える「生菜(センチェ)」と、茹でる・蒸すなど火を通してから和える「熟菜(スッチェ)」に分類されます。
生でも和え物であれば「ナムル」ということになりますが、特に日本においては「ナムル」と言えばこの「熟菜(スッチェ)」を指すことが多いです。
「ナムル」の特徴
ナムルは使用する野菜や調味料が厳密に決まっている料理ではありませんが、よく使われるのは豆もやし、ほうれん草、大根、人参、ゼンマイなどの野菜と、調味料ではごま油と塩、ニンニクやお酢といったものが定番となっています。コチュジャンや糸唐辛子で辛さを加えることもあります。
韓国料理のお店では突き出しや箸休めとして出されたり、ビビンバ(韓国の混ぜご飯)の上に乗っていることが多いです。
例えば「人参・もやし・ほうれん草」といった異なる色の材料でつくる「三色ナムル」は日本でも人気のレシピで、食卓の彩りとして重宝されることもあります。
「ナムル」の例文・用例
ナムルを使った例文・用例を紹介します。
●もやしが余りそうだから、チャチャッとナムルにしちゃおうかな。
●ちょっと変わり種だけど、ナスや青ジソのナムルも韓国ではよく食べられているよ。
SNSでの「ナムル」の使われ方
わああ、ワタワタしてる間におにぎりアクション最終日だった。出張なうなので、こないだ作った、里芋と焼き椎茸の炊き込みご飯にカマンベールチーズさして海苔巻いたおむすび。茄子の皮のキムチと大根の抜き菜のナムル。 #OnigiriActionpic.twitter.com/e6rBFJ7Xti
— atsu_sasa (@atsu_sasa) October 31, 2020
今日お父さんが作ってくれた晩ご飯は、石焼きビビンバとスンドゥブチゲ、ゼンマイのナムル、きゅうりの醤油漬け、ゆでほうれん草でした!
石焼き用の器を導入したことでさらにめちゃうまになって毎日食べたい!!! pic.twitter.com/BZu887efcI— 紫人参 (@murasakininjin) October 29, 2020
「ナムル」の類義語
ナムルの類義語は、「チャプチェ」「ムッチム」「コッチョリ」です。
それぞれの意味をご紹介します。
チャプチェ
漢字では「雑菜」と表記し、野菜だけでなく肉や春雨など、他の食材も一緒に炒め合わせた料理のことを指します。
ムッチム
「和え物」という意味で、「ムチム」とも表記します。
野菜だけでなく、お刺身なども材料になることが多いです。
コッチョリ
「即席漬け」や「即席和え」と訳されます。
白菜などの葉野菜を唐辛子の入ったタレなどで漬けたもので、日本でいう「浅漬け」に近い料理です。
「ナムル」の対義語・反意語
ナムルの対義語・反意語はありませんでした。