「コックピット」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「コックピット」の意味とは

コックピットとは、航空機の操縦室

のことです。「コクピット」とも呼ばれています。

具体的には、以下の要素を備えています。

・操縦桿: 航空機を操縦するためのレバー
・計器類: 速度計、高度計、方位計などの飛行情報表示装置
・通信装置: 無線機、電話機などの通信機器
・ナビゲーションシステム: GPS、レーダーなどの航行支援装置
・座席: 操縦士と副操縦士用の座席

コックピットは、航空機の最も重要な部分の1つであり、安全かつ効率的な運航に不可欠です。操縦士は、コックピット内の計器類や装置を駆使して、航空機を安全に目的地まで導きます。近年では、コックピット内の計器類や装置がデジタル化され、グラスコックピットと呼ばれるものが主流になっています。グラスコックピットは、従来のアナログ計器よりも視認性が高く、操作もしやすいため、操縦士の負担を軽減することができます。

「コックピット」の語源


「コックピット」という言葉は、英語の「cockpit」が語源です。元々「cock」は「雄鶏」、「pit」は「穴」や「場」という意味で、cockpitは「闘鶏場」、あるいは「闘鶏をする鶏を入れておく場所」という意味です。戦闘用車両の操縦席や船舶の舵取り席が狭くて「闘鶏場」、「闘鶏をする鶏を入れておく場所」のようだったこと、また、操縦士がせわしなく動くことから、闘鶏場の雄鶏にたとえられたと考えられています。

「コックピット」の例文・用例

https://www.youtube.com/watch?v=Wzl5i0AMFyI
コックピットを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●操縦士は、コックピット内の計器類を注視しながら、航空機を操縦していた。
コックピット内には、緊急時の対応マニュアルが置かれている。

事故調査委員会は、コックピットボイスレコーダーを分析して、事故原因を究明した。

SNSでの「コックピット」の使われ方

「コックピット」の類義語

コックピットの類義語は「操縦室」です。コックピットと操縦席は、どちらも乗り物の操縦を行う場所ですが、適用範囲、規模、装備などに違いがあります。たとえば、操縦席は航空機だけでなく、船舶、自動車、建設機械など幅広い乗り物について使用できる用語です。

「コックピット」の対義語・反意語

コックピットの対義語・反意語はありませんでした。

航空用語

Posted by 亜樹南川